天台宗の一隅を照らす運動機関誌の「きらめき」の第59・60号がこのほど発刊されました。一隅を照らす運動の森川宏映総裁や鳥井信吾同副会長のあいさつ文、原晋青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督と杜多道雄一同理事長・天台宗宗務総長との対談などが掲載されています。
今回の目玉記事は、昨年11月2日から5日にかけて比叡山延暦寺で開催された「照隅祭」に関してです。1日目は吹奏楽の名門大阪桐蔭高校と元ザ・ブルーハーツの梶原徹也さんとの息の合った演奏、2日目は宗門校の比叡山高等学校と天台宗僧侶による天台声明のコラボ、3日目は莵道(とどう)高等学校とヴォ―カリストのTRUEさんや洗足学園音楽大学との共演が繰り広げられました。
「照隅祭」は「メッセージ体験型カルチャーイベント」として企画されましたが、「西塔エリアだけで連日2千名を超え、イベント期間中の3日間で延べ3万人が参加した」こともあり、大盛況を博しました。「皆さん自身が一隅を照らす光に」という目的の趣旨は達成されたのではないでしょうか。私のように古希を過ぎた者でも、若い人の心を揺さぶるには「五感の体験」が大事だと思うからです。
合掌
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