洪自誠の『菜根譚』には「人を看るには只後の半截を看よ」という言葉があります。「晩節を汚してはならない」ということです。人格者の上に人格者をつくるというのが私の目標です。高齢になってくるとなおさら、日々の行いが菩薩道、菩薩行であるかどうかが問われるのです。誤った決定をすれば、いかにこれまで功績があった人でも、全て帳消しになってしまいます。今年は20年ぶりの大雪に見舞われました。除雪の労力や費用も馬鹿になりませんから、行政ばかりでなく、それ以外の組織でもトップに立つ人の責任は重大ではないでしょうか。
合掌
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