岩戸山 標高734m 十国峠(日金山) 標高770mくらい 静岡県
2007年10月28日(日) 快晴
メンバー 山の神と私
コースタイム 9:50十国峠駐車場10:10--(ケーブルカー)--10:15十国峠--(10:30東光寺)--11:00岩戸山11:10--11:50十国峠(昼食)12:45--(ケーブルカー)--12:50--(おみやげ物色)--13:12駐車場
ゆっくりと6:00起床。近場お散歩系登山なのでゆっくり起きなのだ。東名高速に上がり、海老名SAでコーヒータイム。厚木小田原道路からターンパイクへ入り、大観山で休憩。ツーリングの方々とともに芦ノ湖と富士山の絶景を堪能。
十国峠ケーブルカーの駐車場には9:50到着した。チケット売り場に行くと、すぐ後から団体が押し寄せてくる。すんでの差で、大混雑を回避できた!?
ケーブルカーに乗ると、あっという間に十国峠(日金山)に着く。ちなみに十国峠の名前の由来は、この峠から伊豆、駿河、遠江、相模、甲斐、信濃、武蔵、上総、下総、安房の10ヵ国が見えることから来ている。本当に見えるかどうかは不明だが。峠に着いてみると、混雑回避は幻で、もう人、人、人……
十国峠からの展望。左:真鶴半島。右:十国峠の看板前はひっきりなしに記念撮影
人の波にもまれながら、富士山の眺望を楽しみ、真新しい「十国峠のお願い地蔵」にいっぱい現世利益をお願いし、10:15峠を出発。
ほどなくして東光寺。お地蔵様がそこここに鎮座している。
下界25℃の予報だったから、この登山道も暑いのだろう。汗が噴き出してくる。10月末だというのに異常だ。
岩戸山山頂には11:00。十国峠での喧騒が嘘のように、ここは静かで、後から1パーティが訪れただけだった。山頂はテーブル1つがぽつんと置かれているだけで狭い。でも見晴らしは抜群で、海にぽっかりと浮かぶ初島、伊豆大島が見える。この情景を詠んだ源実朝の歌がいい。「箱根路をわれこえくれば伊豆の海や 沖の小島に波の寄る見ゆ」 この歌碑が十国峠にある。
11:10来た道を戻る。十国峠まで戻り芝生広場でお弁当を広げる。観光の人たちも同じようにお弁当タイムだったり、芝生で寝転んだり、パグを散歩させていたりして、のどかな光景が広がる。われわれは芝生でごろごろして十分くつろぎ、ケーブルカーで下山。下のお土産屋でめぼしい食べ物を物色し、駐車場に13:12戻る。
帰途は海老名SAのレストランに立ち寄り、モンブランのケーキセット¥520を食して、幸せ気分を味わった。