目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

足和田山~道の駅かつやまコース

2013-02-16 | 山行~伊豆・箱根と富士山周辺

001img_6485足和田山 標高 1355.0m 羽根子岳 946.6m 山梨県

2013年2月3日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:40道の駅かつやま9:52--羽根子岳(秋葉神社)--天神社--10:47知事様直下10:57--11:55足和田山山頂(昼食)12:42--13:20知事様13:27--14:10道の駅かつやま

前泊は、湯村ホテル。7:00から朝食なので、その5分くらい前に階下の食堂に下りていくと、ちょうどスタッフが食堂を開けるところだった。トレーをとって、バイキングスタート。たちまち席は泊り客でいっぱいになる。たらふく食って、コーヒーを一口飲んで、ふと山の神を見ると、やけにゆっくり食べている。そんなこんなで宿の駐車場を出たのは8:30。まあ、先を急ぐ山旅でもない。ゆっくり行こう。

カーナビに道の駅かつやまを設定し、昨日走った道を再び逆向きにたどって河口湖畔へと向かう。河口湖畔の道の駅には、9:40に到着した。冬場だからか、観光客は少なく閑散としている。建屋を一部改装していたが、トイレは通常どおり使用できた。

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左:道の駅かつやまの駐車場 右:羽根子山山頂。奥は河口湖

道の駅を出てすぐのT字路をまっすぐ突き進んで、山に入る。熊に注意という文字が目に飛び込んでくるが、今は冬。これだけ寒いとまず熊も外をほっつき歩くこともないだろう。少し雪がついている道を上っていく。

羽根子岳山頂にはあっけなく到着した。桜の木があって、お花見の季節は人でごった返すのだろう。手前には、秋葉神社の小さい社がある。奥には2体の石仏(冒頭の写真)がある。思わずこちらも合掌。

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左:秋葉神社 右:天神社(復路撮影)

しばらく歩いていくと、天神社の背後に出た。突然立派な社殿が現れて驚く。秋葉神社のように質素な神社だろうと決め付けていたから、最初は目を疑った。しかし、回り込んでいくと、天神社と出ている。寄進者を募って、建て替えたと書かれていた。

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左:見晴らし抜群の「知事様」 右:気持ちのいい尾根がつづく

道の駅から歩き始めて小一時間になり、そろそろ休もうかと、広い林道に出た適当なところで山の神と私は腰を下ろした。しかし、そこからほんの少しのところに、見晴らしのいい、休むには格好の場所があった。ああ、ここで休憩にすればよかったと嘆くことしきり。ほんの今しがた休んだにもかかわらず、ザックをベンチに下ろして、河口湖ビューを堪能する。ベンチの前には「知事様」と彫られた石碑がたっていた。地名なのか、何なのか、よくわからないが、地名ということにしておこう。

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左:足和田山山頂。山梨百名山の碑 右:展望台と富士山

知事様から、比較的広い道を進む。段和山を巻き、そのうち雪がべったりついた道が続くようになる。帰りは、すべるし難儀な道になりそうだといいながら、斜面を上がっていく。樹木で薄暗い道から明るいところに出ると、もう、そこは山頂だ。東海自然歩道の標示もある。

11:55足和田山山頂に到着した。一度来ているのだが、何一つ覚えていない。山の神も同様でこんな山頂だったんだっけという。前回訪れたときには、西湖から登り、途中の広々とした三湖台の印象ばかりが残っていて、足和田山がどうだったかちっとも思い出せないのだ。

先着の単独の方はベンチで昼食。展望台には終始楽しげだったカップルがいた。山頂のぬかるみに辟易しながら、端っこのテーブル&ベンチを占有して、昼ごはんにした。

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足和田山から見下ろす河口湖

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展望台からの富士山。雪がテカテカと光っていた

昼食後、再び展望台に上って、名残惜しく富士を望見する。その雄姿をカメラに収めめ(上の写真)、下山開始だ。予期したとおり、雪に苦しめらる。油断すると、足をとられるので、恐る恐る足を下ろしていった。急なところをしのげば、あとは、たいしたことはない。再び知事様にさしかかり、ベンチに座って、河口湖ビューを楽しむ。

道の駅かつやまには、14:10到着した。帰り道は、驚くほど順調で、渋滞箇所はゼロ。夕方早くに家に着いて、得した気分だった。

コメント
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