目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

寝姿山と盥岬ハイキングPart2

2014-02-01 | 山行~伊豆・箱根と富士山周辺

08img_0454標高 10mくらい? 静岡県

2006年12月4日(月) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:40休暇村南伊豆駐車場--10:15盥岬10:40--11:05駐車場

ハイキングにしても短い。海沿いに歩いて、岬まで行く散策コースだ。平日の月曜で人にもほとんど会わず非常に静かだった。

行き先は、休暇村南伊豆からほど近い盥(たらい)岬だ。前泊はこの宿で、伊勢えびを腹いっぱい食べて大満足の一夜を過ごしていた。朝は、寝ぼけまなこで温泉に浸かり、昨晩の伊勢えびの頭を出汁につかった味噌汁をすすりながらの朝食。極楽のひとときを過ごして、9:30チェックアウトした。駐車場へ移動し、荷物を愛車に積み込む。

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左:休暇村南伊豆 右:海岸線を進む

9:40山の神とともに休暇村の駐車場を出発した。弓ヶ浜を眺めて道なりに進むと、いったん海がさえぎられて見えなくなるのだが、すぐにまた海岸線に出る。弓ヶ浜とは打って変わって、海岸は岩がごつごつしていて、奇岩がユニークな風景をつくっている。

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左:岩が奇観をなしている 右:盥岬遊歩道の指導標

すぐに田牛の道標が出てきた。盥岬の先に田牛があり、普通はそこまで歩くのだが、今回はパスだ。

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左:ウバメガシが繁る 右:岩に当たって砕けた波が白くあわ立つ

指導標から山道になる。ウバメガシが両脇を固める道だ。今まで海岸を歩いていたことを忘れるくらいの鬱蒼とした森になる。

森を抜けると再び海が目に飛び込んできた。10:15盥岬に到着(冒頭の写真)。山の神と私の到着と入れ違いにおじさん一人が立ち上がった。

 

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水平線に見える伊豆の島々。左から利島、新島、式根島

盥岬から水平線に目を凝らすと、利島、新島、式根島が見えていた。利島は周囲8Kmしかない小さな島だけれど、標高が508mもある宮塚山がある。そのせいで、島影がこんもりとして見える。いずれ椿の季節にでも訪れたいものだ。

岬でひとしきり景色を堪能し、潮風に当たったあと、休暇村の駐車場に戻ることにした。

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左:石廊崎の石室神社 右:石廊崎灯台

11:20石廊崎に移動した。駐車料金¥500。手前のスペースに車が何台も停まっていて、そこはタダ。とっても損した気分になる。山の神が岬めぐりのクルージングをしたいと言い出し、¥1,020(2014年2月現在¥1,300)払って、25分間の遊覧となる。盥岬のお散歩で見たものと大して変わらないような気もするが、まあいいか。ただ遊覧船は鳥を模していてしかもカラフル。子ども向けの乗り物のようでまったく気のりしなかった。ピカチュージェットに乗るよりは、ましか!

遊覧船から降りたあとは石廊崎の突端へ向かった。ポツリポツリといる観光客のあとをついていくと、石廊崎灯台が現れた。思ったより小さい。そこから岩場を下っていくと、、かなり怖そうな場所に岩に挟まったように石室神社があった。この石室神社にはいろいろな創建のいわれがあるようだが、さだかなことはわかっていない。現在の建物は、一説には千石船の難破船の帆柱を使用しているらしい。

石廊崎を出て一路東京へ。途中ようやく見つけた海鮮系の店で昼食をとったが、高い割には、メシが炊飯ジャーでしばらく保温してましたというような臭みのあるごはんが出てきて、がっかりした。道の駅開国下田みなとで干物や酒盗、えびせん等お土産を購入する。

伊豆スカイラインに入る頃には夕焼けになり、山の神も歓声を上げるほど、車窓から見る富士山、駿河湾、月がみごとに朱に染まっていた。

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