目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

丹頂鶴を見に行った

2014-08-17 | まち歩き

001img_08487年前の釧路湿原と雄阿寒・雌阿寒岳を歩いた記録を紹介しよう。このときは全般に天気が今いちで、夏だというのに肌寒かったのを覚えている。そもそも道東というのは、こんな気候なんだろうか。

2007年7月7日(土)(7並びだ!)新潟からカーフェリーに乗り、一路苫小牧へ向かった。7月8日(日)17:20北海道に上陸。この日は移動せず、苫小牧プリンスホテル(写真下;2011年11月より休館)に宿泊した。フェリーの到着時間からみて、苫小牧泊を決めたのだが、意外にも高速にあがっていく車が多い。少しでも時間を有効に使おうということなのだろう。今年の暑寒別岳山行には、その教訓をいかして美唄まで足を延ばした。

7月9日(月)7:45ホテルをチェックアウトし、高速道も使いながら道東へ移動する。くもっていた空からはついに雨が落ちてくる。昼すぎ、どこか食べるところはないかと沿道に目を凝らしながら走っていくと、白糠町でレストランはまなすを見つけた。平日ということもあって、店内はサラリーマンが多い。山の神も私もハヤシライスセットをオーダー。雨が降り続くものだから、だいぶこの店でゆっくりしてしまった。それでも14:00過ぎには釧路市丹頂鶴自然公園に到着した。

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左:苫小牧プリンスホテル 右:初めて間近で見た丹頂鶴

ここを訪れて初めて知ったのだが、丹頂鶴の頭はハゲだった。あのトレードマークの赤い部分だ。赤がアクセントカラーになっていて、かっこいいと思っていたのだが、赤ハゲだったとは。

公園内の丹頂鶴を見て廻っていると、空にくちばしを向けて、すさまじい大音声で雄たけびを上げ始めた鶴に出くわした。テレビで見たことのあるシーンだが、こんなにやかましいものとは知らなかった。縄張りを主張しているのだと解説があった。なるほどそれで、精一杯の声をしぼりだしているわけだ。

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動きまわる丹頂鶴を追うが、なかなかベストショットとはいかず……

丹頂鶴は一様に皆白く、優美な姿だと思っていたが、鶴にも年配者はいる。冒頭の写真はそれと知らずに撮ったものだが、拡大してみて驚いた。くちばしが欠けていてあきらかにお歳を召している。よくみると、羽もツヤがなく薄汚れた感じだ。逆に若い鶴は、羽がツヤツヤしていて、純白だ。

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左:釧路湿原国立公園の看板 右:達古武沼。このほとりにオートキャンプ場はある

15:00頃丹頂鶴と別れを告げ、達古武オートキャンプ場に向かった。途中セブンイレブンで買出しをし、食糧を調達する。キャンプ場の料金は格安で、当時で車1台¥1,260、入場料大人1人¥100だった。平日でまだ7月上旬ということもあってキャンパーは少ない。気温が13℃しかないということも関係しているか。

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達古武オートキャンプ場でテント泊

明日の天気はくもりの予報。山登りは延期。先に釧路湿原でカヌーに乗ってみようと、カヌーツアーを運営しているわっかに予約を入れた。さっそく明日朝の集合場所である塘路湖元村キャンプ場前駐車場の下見に行ってみる。所要時間12,3分で行ける。近くてよかった。さあ、明日はカヌーだ。

つづく

コメント
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