祓川キャンプ場 標高 1145m 秋田県
2018年8月12日(日) 晴れ
メンバー 山の神と私
お待ちかねのお盆休み。天候が怪しいと思っていたが、なんとか13日までは安定しそうだということで、かねてから予定していた鳥海山を目指すことにした。12日朝4:00頃起床し、テントや食糧、お茶のペットボトル、ザックに登山靴、着替えなどの入ったバッグを次々に車に運ぶ。空がだいぶ明るくなった4:35自宅を出発した。
東北道では、油断していると渋滞になるくらいの交通量がすでにあって、のんびりと朝食をとるのはやばそうだと先を急いだ。佐野SAはパスして、上河内SAで前日に用意していた朝食をとる。前後のPAやSAは進入路ですでに行列待ちができていたから、まだ混雑具合はましなほうだった。
ときどきスピードダウンしながらも、なんとか渋滞にははまらずに山形道に入る。山形JCTで東北中央自動車道に入り、終点の東根(ひがしね)まで進む。下の道に出て、まずはコンビニで買出し。キャンプ場近くまで行ってしまってはお店がなくなるので、幹線道路を走っている間に買わなければならない。
順調に距離をのばし、道の駅むらやまに寄って休憩することに。時計を見て、昼にはまだ早すぎるなと判断。移動がてらよさげなところに入ろうと山の神と話して先に進んだ。新庄でとんかつとん八の看板を見つけて、そこに入った。山形でチェーン展開する地元では有名なファミレス(おひとり様席もあるが)で、入ってみてびっくり。リピーターが多く大繁盛のようだ。オーソドックスなとんかつ定食である、とん八定食をオーダーした。可もなく不可もなくといったところか。
その後ひたすら車を走らせ、道の駅鳥海郷で最終休憩をとる。そこから立ち寄り湯(¥300)ができるという鳥海荘(下山後行くつもり)を見に行くことにした。ついでに鳥海荘からキャンプ場までの所要時間のチェックもした。結果は30分強。
鳥海荘では、林道の通行止め箇所を教えてもらい、地図までもらった。ありがたいことだ。道路上に案内が出ていたので、行き着けないことはないものの、心強い情報だった。
14:15頃祓川駐車場に到着。車を置いて、キャンプ場を管理している祓川ヒュッテまで山の神と歩いていく。だいぶヨレた感のある年配の方々が次々に下山してくる道をたどる。翌日身をもって、このヨレヨレ感を体験することになるとは、思いも寄らなかった。
ヒュッテの管理人にキャンプ場に泊まる旨を告げ、住所や名前を申告。キャンプ代は無料だから、これで手続き完了だ。
左:我が家全景 右:夕餉のしたくを着々と
祓川の駐車場に戻って、水場で空のポリタンクや水筒に水を満たし、キャンプ場にほど近い駐車場に移動した。まずは場所取り。入ってすぐ左手のスペースに決めた(左上写真)。奥にある見晴らし最高の場所(冒頭の写真)はすでに取られていた。
板がガタガタで寝心地の悪かった“すのこ”の上にテントを設営。15:30頃ようやく人心地ついた。ウィスキーをちびちびやって、もってきた雑誌のページをめくり、くつろぐ。
夕餉は17:30くらいから支度を始め、日が傾きかけたころ、缶ビールを開けた。昼の暑さがウソのように涼しい。上に一枚はおって、グビグビとやった。
登山当日の朝は雲海が広がった
暗くなるとともに上空に金星や火星がきらめきだす。飲んで疲れてテントへ入り、20時頃にはいつの間にか眠っていた。翌日は野鳥の声で目を覚まし、炊事棟に行ってみると、眼下には雲海が広がっていた!