標高 969m 東京都・埼玉県境
2010年10月11日(月) 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム 有馬ダム駐車場10:05--11:07林道の東屋11:15--(11:30頃 岩茸石)--(11:50頃 権次入峠)--11:57棒ノ嶺(昼食)12:45--13:17東屋13:24--有馬ダム駐車場
せっかくの3連休なのに、天気予報は無常にも雨マークが真ん中に居座っていた。なか日が雨だと、泊まっての山行は行きにくい。雨が降っている時に山歩きはしたくないもんねえ。でもこのなか日の10日は早く天候が回復して、歯ぎしりした人も多かったのではないだろうか? われわれは結局連休最終日の体育の日に、日帰りで近場に行くことにした。奥多摩ならお手軽山行になると、地図を眺めて、ここ棒ノ嶺に決める。ホントはもうちょっと長いコースの別の奥多摩の山を予定していたのだが、寝坊してしまい、この日の朝に急遽決めたのだった。
寝坊ついでにゆっくり朝飯を食って、8:00頃家を出る。遅い出発のせいか、意外にも道はそれほど混んでいない。奥多摩方面だと、普段まずカーナビは使わないが、今回はナビに名栗湖をインプット。いつもとは違う道をカーナビ君が選択し、非常に新鮮だった。途中セブンイレブンに寄って昼飯と行動食の買出し。9:50名栗湖トイレつき駐車場に到着。この駐車スペースは4台くらいしか駐められないので注意。
10:05出発。有間ダムを渡る。湖の色はグリーンで、きれいというのか、不気味というのか、藻が大発生しているのか、とにかく怪しい様相を呈していた。
湖の周囲には狭いながらも道がつけてあって、その道沿いに2,3箇所駐車場がある。どれも広くはない。われわれが行ったときにはすでに満車状態で、そこからあふれた車が路肩に否応なく駐められていた。たちまち白谷沢登山口が現れる。
登山口から薄暗い登山道をたどる。最初は向かって左手下方に沢が見えているが、歩いていくと、その沢を何度も渡渉することになる。本日は気温が高め(駐車場で22℃くらい)なので、ちょうどいい涼味を感じる。林道に出る直前は沢の中を歩き、滝の横を通る。白孔雀の滝だ。昼間でも暗く、幽遠な感じ。
この滝にたどり着く前、休憩しようとした場所には「マムシ注意」の立て札があって、誰か噛まれたのかと想像をめぐらし、恐れおののく。木の枝から落ちてくるのかねと、山の神が恐ろしいことを口走り、小走りにて通過。
11:07林道に出る。林道を横切るとそこに東屋。もう昼食をとっている家族がいた。おにぎりをほおばる子供たち。にぎやかだ。オフロードバイクの人も休憩している。人が多くて、座る場所なし。でも東屋近辺にいたときにはまったく気づかなかったが、再び登山道に入ると、すぐ目の前に丸太のベンチがあった。帰途はこのベンチを利用した。
東屋からほどなくして岩茸石に到着。横にベンチが置かれている。写真だけ撮って通過。
向かって左手に杉林。右手に広葉樹林。樹相がきれいに分かれている。登山道は丸太の階段が延々とつづく。権次入(ごんじり)峠からはちょっとだけ平坦になっているが、すぐにまた丸太の階段が待ち受けていた。
棒ノ嶺(棒ノ折山)山頂には、11:57到着。山頂の東屋も満員だった。めぼしい木陰も満員。とにかく人が多い。せっかくの好天気だから人出も多いのだ。
直射日光の当たるベンチで昼飯。ちょいと暑いが我慢。見晴らしはいい。近くに西武ドーム、遠くに新宿の高層ビル街も見える。前のベンチにいたカップルは、準備よく双眼鏡を覗いていた。後ろのほうで、東京スカイツリーが見えると騒いでいる人もいたが、ホンマだろうか?
12:45下山開始。ピストンで来た道を戻る。上り時には、沢の写真がうまく撮れていなかったが、下山時は一応見られる程度には写っていた(下)。
13:17東屋のある場所で再び休憩。駐車場には14:22に到着した。
駐車場近くに、そば処の幟がたっているレイクサイドテラス名栗湖がある。ここの自販機で缶コーヒーを買う。山の神はヨーグルト系ジュースを。店に併設されている東屋でさっそくのどをうるおし、くつろいだ。さすがに山中とは違って、ここの東屋は空いていた。