2021年9月19日(日)
神楽ヶ峰から下山後、車を走らせ、ハツカ石温泉石打ユングパルナスへ。本日のお宿だ。屋上に温泉マークを掲げ、パステルカラーの外観は品がなくて引く人もいるだろうけど、まあ、それはご愛敬。ジモティ御用達の日帰り湯で宿泊もできる。
山の神と私のように宿泊する人にとっては、温泉に日帰り湯の客が四六時中いるのは残念な感じがする。ちなみに日帰り湯の客は5:30~8:00、10:00~23:00の間、入館可能だから、宿泊客と思いっきりかぶる。実際にチェックインして、さっそく風呂にいったのだが、露天風呂が混雑していて鼻白んだ。
石打ユングパルナスの外観
代わりにサウナ好きの私はさっそくサウナ室へと向かった。さすが日帰り湯だけあって、サウナ完備なのだ。入室すると、座る場所にはバスタオルやマットの類はいっさい敷かれていなかった。後から知ったのだが、それはコロナ感染防止対策の一環で、じつは小さなマットが入口付近に置かれていて一人一枚ずつ使用することになっていた(使用後は洗い流して元に戻すルール)。それとは知らずにいきなりサウナの熱い板の間に座り、あぢ~。お尻をやけどしそうになった。親切な人がいて、出てすぐ右手にマットがあると教えられ、恥ずかしながら、いったんサウナを出た。
マットを携えてなにごともなかった顔で、サウナに戻った。たっぷりと汗をかき、体をしぼったぜ感がいい。水風呂でざばあと汗を流せば爽快。久々のサウナは最高だった。
左:部屋についていた露天風呂 右:露天風呂は目隠しがなければ丸見え
部屋には露天風呂がついていて、夕食後にお湯を張ってどっぷりと浸かってくつろいだ。でも、露天の目隠しの先にはリゾートマンションがそびえていて、景観を壊している。マンションさえなければ星や山並みを一望できるのに……。
左:夕食メニュー 右:豪華!A5ランクのにいがた和牛サーロイン
時間をさかのぼって、お待ちかねの夕食。おいしいものを少量ずついただく贅沢メニューだった。生ビールでのどを潤したあとには牡丹エビのお造りに舌鼓を打ち、とろける大トロをぺろりと食す。にいがた和牛のサーロインをじゅうじゅうとミディアムに焼いて味わった。ビールを飲み干した後には、山の神とシェアして地酒の飲み比べ。至福のひとときだった。
牡丹エビ、そしてその後ろには大トロ
翌朝は、前日に人が多くてパスした露天風呂と、スタッフが山から採ってきた薬草と森下仁丹の薬仁湯をブレンドした薬草湯に浸かりパワーをもらう。
チェックアウト後は魚野の里道の駅に立ち寄り、山の神とお土産を物色。柿の種や普段飲み用の魚沼の純米酒、酒盗などを購入し、後ろ髪引かれながら家路についた。