大船山(たいせんざん) 標高1786.2m 久住山 1787m 中岳 1791m 大分県
2010年5月12日(水)~13日(木) 12日 くもりのち晴れ 13日 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム
5月12日(水) 7:00すぎ 長者原駐車場着 登山口7:50--9:15雨ケ池9:27--10:20坊ガツルキャンプ場10:33--道に迷う--11:36休憩11:45--12:15尾根(昼食)12:35--12:55大船山13:15--14:30坊ガツルキャンプ場14:50--15:15法華院温泉山荘(泊)
5月13日(木) 法華院温泉山荘7:00--7:55休憩8:05--8:41中岳コル8:47--9:10頃 中岳山頂9:25--御池--10:00久住山10:10--11:15すがもり越避難小屋11:25--12:30長者原駐車場
前回の祖母山に続いて、まだ有給休暇中。天気が冴えないため、今回のメインイベントである、くじゅうに登るのは控えていた。そしてようやく今日から晴れるということで、1泊2日の山歩きへ出発。前日は九重自然観でテント泊。でも、このテント場の入り口には「鳴川キャンプ場」と書かれていて、当然カーナビではわからず、探しまわって時間をだいぶロスしてしまった。このキャンプ場の取り柄は、九重連峰の眺めが抜群で、さらに水辺に泊まれるということ。近くに立ち寄り湯ができる温泉民宿「天翔」1人¥500があり、温泉も堪能できる。露天に浸かった。赤茶色の湯が何ともいい感じ。
野鳥の声で目を覚ます。高原で、まだ春のせいか冷える。5:00起床。昨晩は寒すぎて、何度も目が開いた。眠い目をこすって朝食をとり、テント撤収。管理人には、テントは張りっぱなしで、下山後の撤収でいいと言われていたが、日帰りではないので、朝露で濡れたテントをたたむ。車に放り込んで、6:45出発。
7:00過ぎ、長者原駐車場に到着。ガスがどんよりと立ち込めていて、今にも雨が降り出しそうで出発を見合わせる。自動販売機で缶コーヒーを買ってくつろぐ。
後から到着した人たちが、続々と出発していくので、重い腰をあげる。ガスも少し減ってきた。7:50登山口。
この登山口近くには、味のある道標がトーテムポールよろしく要所要所にたてられている。
新緑が目にやさしい。9:15雨ケ池で休憩。水は干上がっている。この辺りでボケの花が咲いていた。
雨ケ池からしばらく歩くと、ミヤマキリシマの群落。6月中旬頃が見ごろであると看板が出ていた。阿蘇のあたりだとこの時期には、だいぶ咲き始まっているはずだが、このくじゅう山塊は、多少花期が遅いらしい。
10:20坊ガツルキャンプ場着。予想以上に開けていて、気持ちがいい場所。雲も切れ、晴れ間が広がり始めた。写真の奥に見えている建物が休憩舎。新しくカギもかかっておらず、泊まれる!? この休憩舎の横を通って、大船山への登山道が続く。10:33キャンプ場出発。ハルリンドウが可憐な花を咲かせていた。
途中で久方ぶりに道を間違った。巻き道やら獣道やらがあり、さらに去年?の豪雨で、だいぶ登山道が荒れてしまったと地元の方が言っていた。下の写真の近辺で登山道から逸れてしまった。
やぶっぽくなってきて、これは明らかにおかしいと道を引き返した。それでもラッキーなことに15分程度のロスか。11:36休憩。平日なのに登山者何人かとすれ違う。意外。メジャーな山は、やはり登る人がいつでもいるのだろう。
12:15尾根に出て、昼食。出発が遅かったのと、道に迷ったロスタイムを考えて、火を使わずにささっと、メシを済ます。12:35出発。いっきに登り、12:55大船山山頂。山頂には、先着様年配の方3名。眺望は最高。
山頂で寝そべっていると、雲が次々に形を変えて、ちぎれて崩れていく。上空の風は強そうだ。13:15下山開始。来た道をたどる。坊ガツルキャンプ場には14:30到着。休憩していると、大規模な団体が下山していくのが見えた。人多すぎ。でも、彼らが去ったあとには静寂が……
14:50キャンプ場を出発。今日は法華院温泉山荘に世話になる。15:15チェックイン。
Part2につづく。