目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

雫石スノーシュー

2015-01-08 | 山行~スノーシュー

標高 約400m 岩手県

2014年12月27日(土) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 13:10雫石スキー場第2駐車場13:40--プリンスエナジーエコファーム雫石--14:40頃レストハウス--15:07駐車場

【雫石ゴルフ場内スノーシューコース概念図】

7年前発行のスノーシューコースガイドに出ていた、雫石スキー場下部のコースをたどろうと、山の神と勇んで行ったのだが、そのコースはなくなっていた。というか厳密にいえば、コースとして整備されなくなっていた。ガイドブックによれば、雫石スキー場でスノーシューのレンタルをしていることになっていたので、あわよくばコースマップをもらえるのではないかとリフト券売り場に行ってみたのだが、レンタルはやっていないし、当然ながらコースマップも置いていなかった。やる人が少なくなって、商売にならないからやめたんだろうね。残念!

 
左:雫石スキー場第2駐車場 右:プリンスエナジーエコファーム雫石の脇からスノーシュースタート

じゃあ、滑ろうかと、山の神はスキー場を見上げたが、私はあくまでもスノーシュー。ゴルフ場内を歩くシンプルなコースだから、迷うこともないだろうといい放ち、予定どおり出発することにした。雪に覆われてしまった太陽光発電パネルが並ぶ、プリンスエナジーエコファーム雫石の横からゴルフ場に下りていく。

 
左:山の神と私だけのトレースが残る 右:真っ白な雪原

ガイドブックには、ピンクのテープが目印に付いていると書かれていたが、それらしきものは一切ない。しかし、漠然と方向はわかる。誰の足跡もないまっさらな雪面に山の神と私がトレースを残していく。


スノーシューの醍醐味でもある初足跡をつけていく

エコファームの横を抜けて左へ回り込む。前方に見えた松林を回ってUターン。恐ろしいほどに誰もいない。


あそこに見える松の木を回って戻ろうかと山の神に提案

林の中に入っていくと、動物の足跡がちらほら残っている。そのうちレストハウスが見えてきた。人影はいっさいない。近づくと自動販売機があったが、シーズンオフで販売中止の貼紙がしてあった。


ゴルフ場のレストハウス(左端)。その先にはまた雪原が続く

レストハウスの先にはまた雪原が続いていた。気持ちよく歩いていくと、妙にえぐれた坂になる。そしてあっけなくスタート地点に戻ってしまった。山の神に、これでは物足りないから、もう少し歩こうと提案する。

 
左:ミズナラの木を回り込んでお帰り 右:見返り美人のような松を発見

前方に見えてきたミズナラの木まで行ったら帰ろうと決めてスノーシューを軽快にパタパタさせる。ゴルフ場はさらに奥まで続いていたのだが、ミズナラの木でUターンする。雪の重みで小枝を折られたカラマツ、強い風で菱川師宣の「見返り美人図」のようになっている松を横目に最後の直線コースを前進した。

  エコファームに戻ると、だいぶ日が傾いていた

計器類のあるところから坂を上がると、そこはもうエコファーム。約30分ほど予定より時間オーバーして15:07駐車場に到着した。どこかで休憩しようと目の前にあったレストラン獅子に入ろうとしたが、この時間にしてすでにクローズ。しかたなく隣の自販機が置かれた休憩室へ行き、缶コーヒー片手に山の神とひと休みした。本日のお宿は、玄武温泉のロッヂたちばな。スキー場から車で10分ほどだ。家庭的な料理と温泉がすばらしい宿だった。


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