早いもので、ブログを始めて1年余り。もともと山に関するHPをつくりたかったのだが、どうも自分でつくり始めてみると、仕上がりがダサい。昨日までつくっていた作業途中のファイルを開くと、デザインは悪いし、写真もよくないしと自己嫌悪に陥る。その点、ブログは極端なダサさに陥ることがないのがいい。あらかじめ多くのテンプレートが用意されていて、自分のブログのテーマに合ったデザインを選択できる。このテンプレートのおかげで、素人臭がだいぶ軽減され、見目麗しく装えるからね。結果、HP作成を2度も中途で投げ出したこの私も、ネットデビューを果たせることになった。
ところで、フツーならブログのスタート時に、このブログはああでこうでと、これから始めるブログの中身を懇切丁寧に説明するのであろうが、本ブログはいきなり山行記録を書き始めるという暴挙に出てしまった。第1回目は祖母山。いま冷静に考えると、そら恐ろしい始まりだ。さも何年も前からやってますよ的でだしだ。というわけで、もう今さらいらない! 必要ない! といわれそうだが、このブログのテーマや掲載している記事について、ちょっとだけ記しておこう。
まず最初に山の神。なんのこっちゃと思われるが、我が妻(さい)のことをこう呼んでいる。歌舞伎に登場してくる口うるさい女房を指しているわけではないので、念のため。山の神とは2001年ごろから頻繁にいっしょに登るようになった。その後いつの間にか人生のパートナーとなっている。このブログでは基本この2001年の山行記録から現在までをとりあげていくつもりだ。だから最近アップしていても、じつは10年前の記録だったりするわけなのであしからず。そのときどきの気分で、時間を前後して過去の山行を書いていくという気まぐれも起こすのでご注意を。いらぬ誤解を招かぬよう、山行記録の冒頭に訪れた年月日を入れているので参照されたい。
とりあげる過去の山行記録の基準は、データがまずまずそろっていること。カメラを忘れて写真がないようなものや、手帳にコースについて何も書いていない、記憶をたどっても何も思い出せないものは、原則載せないつもりでいる。まあ、写真がなくとも面白いエピソードがあれば、載せるかもしれないが……。
おおまかにいえば、このブログは、訪れた山の記録であるが、それ以外に本についても書いていく。以下の2大要素で構成される。
- 山行記録(標高、場所、日付、天候、コースタイム、登高の状況など。2001年から現在まで)
- 読書日記 山好きのアンテナに引っかかるようなネイチャーものや冒険譚、ルポ・小説など
場合によっては、街歩きの記録も登場する。今年の8月に雨で立山を断念しているが、断念後に能登を経巡った話をアップしている。いずれ毎年正月恒例にしている七福神めぐりについても書いてしまうかもしれない。
カヌーも2度ばかりやっているので、いずれ登場させようかと思う。カナディアンカヌーの操船はなかなか難しかったが、かなり楽しめた。
最後にサイドバーについて説明すると、好き勝手にDVDや高山植物ガイドなどを載せている。加えて、私がブックマークしている山関係のアドレスを載せている。カテゴリーは山域別に分けているので、過去に掲載した記事はここから見られる。履歴は1年分が表示されているが、これはあまり使えないかもしれない。一応過去の山行記録はその月に入るようにはしているが、多少のずれはある。
では、ひきつづき「目指せ! 標高1122メートル」をよろしく!