目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

四阿山・根子岳

2013-09-08 | 山行~信越

四阿山 標高 2354m 根子岳 2207m 中四阿 2106m 長野・群馬県

2003年8月10日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:12菅平牧場駐車場8:25--9:23休憩9:33--10:30中四阿10:45--11:35四阿山山頂(昼食)12:25--13:15十ヶ原13:25--14:00根子岳14:15--15:10登山口 駐車場15:50

四阿山といえば、最初に訪れたときは単独行で、大失敗をやらかしたのをよく覚えている。山頂から下山路を間違ったのだ。登ってきた道をたんに引き返すだけだったのに、前を歩いていた3,4人のパーティにつられて、まったく違うコースを下ってしまった。彼らをまたたくまに追い越して、どんどん下っていったら、何かおかしい。こんなところ通ったかなと。そして決定的なものが目の前に現れたのだった。的岩だ。巨大な屏風のような岩が登山道の側面に立ちはだかっていた。地図を見て、ようやく自分がどこにいるのかがわかった。ここまで下ってしまっては、登り返す気力もなく、そのまま車道へ出た。そこから延々2時間くらい歩き通し、駐車場(今回と同じ)に戻ったのだった。目の前で最後の1台が出て行き、ぽつんと自分の車だけが残っていた。

さて、話を戻して今回の山行記録だ。といっても10年前になる。このときは、よく歩かれているスタンダードなルートをたどった。

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左:菅平牧場駐車場 右:ダケカンバの快適な道を行く

ギリギリ4:00台に高速にあがると、もう交通量はふだんより多めだった。お盆休みの帰省客や観光客が移動中なのだ。上信越道に入ると、車はさらに増え、軽井沢から渋滞が始まる。東部湯の丸SAで朝食をとり、菅平牧場の第2駐車場に8:12車を入れた。ここで入山協力費を徴収された。当時で大人¥200。

8:25駐車場をあとにする。すぐにトイレが出てきて、立ち寄ってから8:33歩き始める。登山者は多く、なんとなく後ろについて登っていく。日差しは強く、肌に照り付けてくるが、やがて森の中に入った。さわやかなダケカンバの道だ。青空がまた気持ちいい。

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左:樹間から根子岳 右:登山者でにぎわう四阿山山頂

10:30中四阿到着。ここで休憩して最後の上りに入る。登山道の傍らでは、マツムシソウ、シャジン、タテヤマウツボグサなど高山植物の花が咲き乱れていて、夏山気分を高めてくれる。涼しい風が吹き抜けていき、爽快。

11:35四阿山山頂に到着した。山頂は登山者で埋め尽くされていた。あっちにもこっちにもいて、人だらけ。そして皆お弁当を広げている。山の神と私も、適当な場所がないと不平をこぼしながら、なんとか空いたスペースを見つけて、コンビニで買出ししてきたおにぎりで昼食にした。眺望はいいし、涼風が頬をなでていき、その快適さに皆長居をしている。

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菅平高原を眼下に

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草原の山、根子岳

12:25相変わらず登山者でごった返す四阿山山頂から下り始める。13:15十ヶ原まで下って、休憩。根子岳の草原が目の前に広がっている。なんとも癒される景色だ。草原の中を縫うようにつけられた登山道には、点々と歩いていく人たちが見えていた。

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左:根子岳山頂 右:根子岳山頂の鐘

14:00根子岳山頂に到着した。ここも四阿山に劣らず登山者が多かった。しかし、山頂が広い分それほど窮屈さは感じない。ここでもまた、すこぶるいい眺望に恵まれた。

下山は、15:10。牧場の売店で、おお、うまそうだとアイスクリーム(¥300)を買おうとしたら、なんと売り切れだった。私は代わりにペプシ。山の神はジュースでのどをうるおした。ん~、ドリンクもいいけど、山の神と顔を見合わせ、牧場のアイスクリームを食べたかったなと。

帰りは立寄り湯、村営ふれあいさなだ館(当時も今も¥500)で汗を流し、家路についた。ゆっくりしていたのが祟ったのか、関越で事故渋滞に巻き込まれ、自宅に着いたのは真夜中になってしまった。

参考:
四阿山ゴンドラコース http://blog.goo.ne.jp/aim1122/d/20100722


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