目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

百名瀑銚子ヶ滝へスノーシュー

2022-09-11 | 山行~スノーシュー

銚子ヶ滝 標高約850m 福島県

2022年1月8日(土) 曇り

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:30銚子ヶ滝第3駐車場前の路側帯(母成グリーンライン)9:55--登山口10:05--10:30林道ベンチ10:40--10:50林道から登山道へ--11:08指導標11:20--滝口への分岐--12:15銚子ヶ滝(昼食)12:45--13:15分岐13:28--14:17林道近くの東屋--14:25登山口

自宅を山の神とともに5:00過ぎに出た。東北道を順調に走って大谷PAで持参したパンで朝食。その後、事前にGoogleマップで調べたところでは、高速を下りてからコンビニがなさそうだったこともあり、当たりをつけていた鏡石PAのミニストップに立ち寄り、本日の昼食と行動食の買い出しをした。郡山JCTから磐越道に入り磐梯熱海ICで下り、母成(ぼなり)グリーンラインへ。予定より早く9:30銚子ヶ滝第3駐車場に到着した。しかし駐車場は思った通り除雪されておらず、手前の路側帯に車を置くことにした。


左:銚子ヶ滝第3駐車場前の路側帯 右:登山口(銚子ヶ滝入口)

日焼け止めを顔に塗って、道路の反対側の登山口に移動する。さっそくスノーシューを装着するも、久々ということもあって、山の神がもたついている。よく見るとストラップの締めが甘く、ゆるゆるだ。見かねて締め直し、さあ出発。


左:直登するとすぐ林道に出る 右:冬季閉鎖中の林道を進む

いきなり急な上りが始まり、ヒールスタンドを上げる。すぐにトレースなしの真っ白な林道に出た。冬季閉鎖中なので、除雪なしで、もちろんわだちもない。


左:林道沿いにあったベンチで休憩 右:再び銚子ヶ滝入口。ベンチから指呼の間だった

しばらくなだらかな白い道をパタパタとスノーシューで進む。予想したとおり誰もいない。やがて林道沿いにベンチを見つけて山の神と休憩することにした。

そこから10分ほどで再び銚子ヶ滝入口に到着。ここで休憩したほうがよかったかと。夏場(無雪期)の登山口だ。


左:登山道らしきところをたどる 右:日が差し、うっすら青空が覗く

トレースはないが、比較的幅のある登山道らしきところを進んでいく。どんよりとした雲に薄くなったところができ、うっすら青空が見える。


山の神、先頭に出る

けっこうな積雪で、私がペースダウンしているところを軽快に山の神が追い越していく。バージンスノーに最初のヒトの痕跡を刻んでいく。


左:この登山道をたどれば安達太良山に行けるのだ 右:指導標に「銚子ヶ滝」が出てくる

やがて指導標が出てきて、本来は安達太良山へ通じる登山道であることを思い出させてくれる。安達太良山ははるか上だが、銚子ヶ滝への分岐はまもなくだ。

 
左:いよいよ沢筋に下りる 右:少し青空が覗く

すぐに滝へ下る指導標と手すりが出てきた。ここから一気に沢筋まで下りるデンジャラスゾーンだ。

  
左:積雪の状態に注意を払いながら慎重に下る 右:銚子ヶ滝の案内板

雪が深いところとそうでもないところがあり、また急斜面では足をとられるところもあり、慎重に足を下ろしていった。そしてようやく12:15銚子ヶ滝にたどり着いた! 山の神も遅れて到着し、「滝だ~」。

やはり完全には氷ってはいない

しかしさすがにまだ1月だけあって完全には氷ってはいなかった。それでも滝つぼ近くと、左右の岩壁には氷柱が目立っていて感激。


滝つぼ周辺は氷ともりもりの雪

ちょっと落ち着くと、だいぶ空気が冷えていることに気づく。山の神とさっさと昼食をとって戻ろうかとなり、火を使わずにコンビニおにぎりで簡単に食事を済ませた。


左右とも:難儀した滝からの登り返し

さて滝からの登り返しはたいへんだった。あまりに急な箇所は、一歩登って、その登った分だけずり落ちるという過酷さだ。


左:ハシゴが最大の難所 右:やっと上に出た

まさに文字通りの蟻地獄。ハシゴはその最たるもので通過に時間を要した。まずハシゴの設置された横の斜面に足をかけたが、登りづらいことこのうえない。いっそのこと、スノーシューをはずしてツボ足でハシゴに足をけり込んで登ったほうが登りやすかったかもしれない。

それでもなんとかなってしまうのが、最近のスノーシューの性能ということか。13:15山の神とともにデンジャラスゾーンから脱出した。


左:山の神と私がつけたトレースをひたすら戻る 右:林道に面した東屋をくぐり抜ける

あとは来た道を戻るだけだ。山の神と私がつけたトレースを忠実にたどり、森を抜け林道に面した東屋をくぐり抜ければ、あとは単調なルート。われわれ以外のトレースは結局なく、誰も来なかったことを裏づけている。

最後の急斜面をグリセード気味に下り、14:25母成グリーンラインの登山口に戻った。


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