皆さま、こんにちは。
前回・前々回とアートインナガハマの企画ものについて写真を交えて
ご紹介してまいりましたが、今回は、切り口を変えて
『お天気に振り回された企画』についてご紹介したいと思います。
まずは、毎年こちらのパフォーマンスを楽しみにされている来場者さんも多い
ライブペインティング
パフォーマーは、近年アメリカ・中国など海外での壁画制作等の依頼も多い
大阪芸術大学卒業生の『WHOLE9』さん。
いつもなら大きなキャンバスに2日間かけて作品を描いていただきます。
今回は、商店街中心部再開発工事に伴い今年3月より始まった解体工事の
バリケード壁面をキャンバスにして描いていただき、工事期間中 街行く方々に
ご覧いただくという狙いのもと、企画を立てました。
最終的に出来上がった作品がこちら
今回の作品、その日のうちに撮りに行っている暇がなく、
翌日写真を撮った時にはもうホースが付けられておりました笑
これだけ見ると、いつも通りのライブパフォーマンスのように思いますが、
実は、今回台風の雨が予想されて2日前にアーケード内でいつも通り
キャンバスに描くように、キャンバスを発注しました。
しかし当日の朝、天気予報アプリを見ながら会長とWHOLE9さんで
ギリギリまで打ち合わせをし、午後から雲の途切れる時間帯を狙って
当初の企画通りバリケードに描く事になりました
絵の構成をマーキングしているところでしょうか
ちょうどお昼前にWHOLE9さんとお話しましたが、彼らも、
『新しい挑戦の方が楽しいし、長浜でのライブパフォーマンスは自分たちも
楽しみにしていたので、ぜひバリケードに描きたいんです』とのこと。
この頃は、このまま一日目を無事過ごせそうかなぁ~と期待していたのですが、
このあと、午後3時半ごろ2度目のゲリラ豪雨が長浜を襲い、
屋外出展者の気持ちが折れたのは、すでに書いたとおりです
2度目のゲリラ豪雨中に撤収を決め、作業する作家さん
ずぶ濡れになりながら、撤収をしていらっしゃいました(涙)
話が逸れましたが、午後3時半から約40分のゲリラ豪雨が明け、
タイムスケジュールがずい分狂ってしまったWHOLE9さんは、その後
暗くなる中、夕方6時過ぎまで描いていましたよ
翌日は急ピッチで仕上げて下さって
最初にアップした通り、無事2日間で完成させてくれました。さすがプロ!
ちなみに今年のテーマ、わかりますか
続いて、こちらも毎年人気で、年々バージョンアップしている
『チョークで落書き!お絵かきスポット』
今年は曳山博物館広場で、いつもの黒板に加え、立方体・ドラム缶・
そして車に黒板塗料を塗り、平面だけでなく色々な形に
好きな絵を自由に描いてほしい!と準備を進めていました。
こんな風に準備された立体黒板が、出番を待っているはずでした
それも天気予報の雨マークで、今回中止することに決まりました(涙)
スタッフの企画ものも、作家さんと同じくお天気には勝てません
この車はお蔵入りとなりました
しかし、翌日の晴天予報を信じて、思い切ってこの会場内で待機していた
黒板たちを出してみると・・・
やっぱり人気
今週は支払い事務が多く、まだ作家さんに書いていただいたアンケートに
目を通している暇がありませんが、サラッと目を通してみたら
最も印象に残った事は?という欄に ほとんどの方が「大雨」と
書いていらっしゃいました
アンケートについても、まとめ次第またブログでお伝えしたいと思います。
次回は、アートインナガハマ2018スタッフ編をお届けします!
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