セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

熊本産メロン

2009-07-01 | セカンドライフ
熊本のメロンが届いて8日目漸く食べ時を迎えた。
おチビさん達は早く食べたくて学校から帰ると交代でメロンのふたを開けては
「未だ美味しい匂いがしない」、と箱に首を突っ込み、一日千秋の思いで待っていた。

それに「メロンのお尻が柔らかくならないとね」と言ってあったため、なかなか
食べ頃が分からないらしい。

諦めかけた頃
「明日は食べられそうだから冷蔵庫で冷やして待ってるね」と約束し遂にその日が来た。
切ってあげると「わー美味しそうな匂い」「わー勿体なくて全部食べられない」
大騒ぎをしながら戴いた。

フルーツも野菜も何でも美味しく豊富にある熊本。
40年前1年だけ一緒の職場で働き資格を取り宮崎県高千穂町の実家に帰って行ったMちゃん。
その後、熊本県八代市の大きなお寺さんに嫁いだ。

「家はね檀家さんから沢山戴き物が多いのよ、だからおすそ分けだと思って食べてね」と
季節の美味しい物を届けてくれる。

戴き物が多いとは言え30年間嫁としてのご苦労は語り尽くせない物ものが有ったらしい。
しかし「何度泣いたかわからんけど実家に帰るわけにもいかんもんね」と
耐えてきた我慢強い立派なMちゃん。

年に1.2回会うだけだが肝っ玉母さんの様に明るいMちゃん。
「若い頃に比べたら比べもんにならんたい」と今が幸せらしい。
厳しいお寺さんのしきたりも、乗り越えてしまえば「普通の事たい」だそうだ。

友達というのはたった1年の友でも40年友達で居られる人もいるし、10年付きあっても
反りの合わない人もいる。
簡単に友達と言っても難しい。大事にしたいものだ。
今年のメロンは一際美味しい。皆で大切にいただこう。






シルバー大学 講演会⑧

2009-07-01 | セカンドライフ
                   2か月前隣のM下さんから「畑に植えて」と頂いた。
                   瀕死の状態だったが畑に植えたら元気を吹き返した「ゼラニウム」

シルバー大学

講演会【仏像の魅力を探る】

講  師 瓜生 中氏
    (仏教・インド思想関係研究家)

前期も今日を含め3回で夏休みに入る。
毎回大変為になる講義に有難く聞き入る。
還暦を過ぎても世の中、如何に知らない事が多いことか。

父親が口癖の様のに「勉強と言うのは一過性の物で無く一生の事だ。毎日毎日が勉強だ」
と言われていたが、若い頃と言うのは気にしていなかったが今の歳になると
確かに親の言う通りだと強く思う。

父は字を書くのが好きな人で畑に居ても休憩時には土の上に棒きれで書いていた。
83歳頃大病をして入院した時、私が「お父さん、退院したら何をしたい?」と尋ねると
「そうさなー、筆を持って字を書きたいなー」と言っていた。

今年は12月に95歳になるが「最近やりたい物が無い」と気力の無さを現わしていた。
何かやりたい事が有るうちは何歳になっても人間、輝いている・輝けるのだと思う。

今日から7月、と言う事は今年も半分終わり、後半のスタートとなる。
心新たに元気でやって行きたいと思う。