セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

寸又峡温泉に未練を残し・・・

2009-07-07 | グルメ
                    山奥に咲くゆり  寸又峡渓谷

午後のバスで千頭駅に向かい乗換えスムーズに金谷駅→静岡駅
3日位歩き回った様な今回の旅。未だ離れたくない寸又峡。

随分内容の濃いものだった。
静岡駅ではFちゃん、K子は"サラダそば"を食べ「最後まで美味しいね」と大満足。

そして又新幹線こだまに乗り素早く「ホットコーヒー3つ」と注文し「お疲れ様ー」と乾杯。
会計のK子は「ハイ今回の清算」と130円呉れた<m(__)m>お世話様。

未だ明るいうち帰京「次は反省会&暑気払いね」とリーダーFちゃんは言い残し散会。

記憶に深い事件現場

2009-07-07 | 旅行 見学


私が初めて寸又峡温泉と言う名前を知ったのはあの忌まわしい立て籠り事件だ。
こんな静かな山奥深くで・・・とても信じがたい。

1968年2月2階屋の旅館で5日間も人質を・・・・ライフル銃を持ち・・・・・
あの時の衝撃は未だ感受性の強い20歳の私には恐い恐ろしい事件だった。

既に犯人は刑期を終え外の世界に出た人では有るが忘れられない大きな事件だった。
「山芋餅今出来立てだよー。味噌も家の秘伝だよ」なんて呼びかけられ迷いもせず
飛び込んだ。美味しいみそ味で重くなくスッとお腹に落ちて行った。

件の事を尋ねると当時の週刊誌が1頁ずつクリアファイルに保存してあるからと直ぐ見せてくれた。
事件現場もすぐそばに静かに佇んでいた。

やはり私の様に忘れられない人が多いんだと思う。
「で、あの事件後は観光客は如何でした?」と尋ねると「それが日本中に名前が知れ渡ったお陰で
暫くは押すな押すなだったよ」と詳しく説明してくれた。ホッとした。
            




寸又峡温泉 散策

2009-07-07 | 旅行 見学
山の上から下りて来る霧も素敵な趣が有りじっと足を止め見入ってしまう

寸又峡の渓谷は深く狭い。これが又それぞれの季節に、天候に、顔を変え楽しませてくれる。
珍しく夜中から朝に大雨が降った。
しかし私達が朝の散歩に行く頃は霧雨に変わりやがて傘も不要になった。

Fちゃんが楽しみにしていた「夢の吊り橋」まで2.5kmをゆっくり歩いた。
やはり街の人々は「ようこそ」と挨拶をしてくれる。
オンシーズンでもないし観光客も少ないって事も有るかも・・・それにしても。
          
                    

          ゆっくりと流れる時間、制限がない時を3人でまったりと過ごした。


寸又峡温泉の泉質

2009-07-07 | 旅行 見学
                  ここでは未だ紫陽花が満開 

寸又峡の温泉は無色透明の硫黄泉。          
46度の温泉が4km奥の源泉から引いて有るので沸かしているという。
しかし私には40度位の温泉は心地よい。

ましてや露天風呂にゆっくり入れば♪こりゃこりゃ♪の世界。
お湯が少しぬるっとしている。
湯から出ても身体が温まり肌がしっとりしている。

K子は4回も入ったせいで肌がもちもちと奇麗になっていた。
私はいつになくゆっくりと2回入った。
もう少しで奇麗になるところだったが惜しかった。

看板に偽りなし、是非奇麗になりたい皆さんにお勧めしたい。

美しい街 寸又峡温泉

2009-07-07 | 旅行 見学
終着駅井川駅から最終電車で同じルートを奥泉(オクイズミ)駅まで戻り、千頭駅発
寸又峡温泉行きに乗込む。

現地の方々は本当に「こんな山奥まで良く来て下さいました」と感謝の言葉と旅人を
大切に優しく、持てなしの心がこもっている。
例外なく駅でもバスでも商店でも勿論宿でも。

寸又峡はひなびた温泉と言うイメージだったが完全に覆された。
何処を走っても車窓もすっきり小奇麗なのだ。宿の派手な看板などは一切無く
上品な温泉街。

当然温泉街にゴミなどは見当たらない。お見事!
散歩途中、地元の方に伺ってみると、やはり地元の方達の努力の賜物だとか・・・・そうでしょうとも。

宿も隅々まで奇麗でお食事も手のかかった美味しい食事。
朝食はバイキングだったがありきたりのメニューで無く丁寧に手を加え、どれも
何を食べても美味しい。