セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

4月の陽気

2010-01-20 | セカンドライフ
朝から暖かい。縮こまっている身体を、久し振りに散歩で伸ばして来よう。
気温は17度になると先日来、言われていたので楽しみで今日だけ春待つ気分だった。

隣の駅まで歩くと(私の足で)約1時間。
厚手のコートを脱ぎジャケットを引っ掛け出かけた。
「う~ん、らんらん」と鼻歌でも唄いたい様な気分。

出かける前に畑を覗くとやはりお花も暖かい日差しを喜んでか花を開いている。
少し早足で歩くと汗ばむ感じなのでゆっくり歩いた。往復2時間。

随分久しぶりで明るい気分。雪国の友等は本当の春が来るまではじっと我慢だとか。
自分で選んで生まれて来た土地では無くても、小さな頃から「そんなものだ」と思い込み
「別の場所に引っ越そう」なんて気分でも無いそうだから偉いものだ。

そして暖かい所で働いて定年になると帰郷して行く友も何人かいたが、嬉々として帰って行った。
「やっぱり生まれ育った所が一番!」とそれぞれ口を揃えて言う。
寒さも暑さも十分納得の上、そして色々有ると言いながら満足なんだそうだ。

気温よりも環境が馴染んでいるのが一番なのね。
それぞれに幸せな人生を送っているのだから、その選択は正解と言える。

私はきっと身体が東京の空気に馴染んでしまったのみたいだ。
今の住宅が終の棲家となるだろう・・・・

明日は少し気温も上がるが明後日は寒い冬に戻るらしい。
風邪を引かない様に気を付けなくちゃ。
明日はJR品川駅近くのホテルで新年会。女性4人で賑やかに盛り上りそう。皆還暦過ぎ。

                           
天気予報で小田原城の画面が写り、「春告げ草」の梅がきれいに開いていた。