セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

せんげん・新そば

2011-10-24 | グルメ
稲毛は初めてではないものの、こんなに素敵な散策場所が有る事を知らなかった。
それよりも、東京湾埋立で数キロが大団地となってしまい、残念で仕方が無い。
私が思うより、地元に住まわれる皆さん工事中は複雑だったでしょうね。

その大団地に東京から移った友達がいるので、余り文句を言って居られない。
駅から15分位に散策名所が広がっている(ここだけでは無いけどね)。

先にお蕎麦食べて来ますね

由緒正しい浅間神社と言うのが地元の鎮守様になっている様だが、何とも食欲の秋に
勝てない。浅間様の対面に「せんげん」と言うお蕎麦屋さんが有ると聞いていたし
友達も美味しいよと、私をプッシュする。

秋だもの、新そばの季節よね。取りたてて日本そばが大好きというわけでもないけど
新そばを手打ちしています・・・なんてキャッチには弱い。

ばち当たりな私は、お参りよりも先にお蕎麦屋さんに飛びこんだ。

日本そば屋「せんげん」

お蕎麦は腰が有って美味

腹ごしらえの後は、従姉妹から聞いていた美しい建物を見学。お城みたいな大きな建物が
目の前に広がる。知らなければ車の「トヨタ千葉本社」なんて思いもしなかった。

ラインが美しいでしょ?
  
1899年(明治32年)に、東京麹町に日本勧業銀行本店として建てられたもの。
確かに平等院鳳凰堂に形が似ている。一寸感動(国の登録有形文化財に指定)


花びらが散って来そう

建物の前には、桜並木が。「桜が満開の頃はきれいだろうーねー」友達とウンウン

そして浅間様にちゃんとお参りをして願掛けもしてきました。もし叶ったらお礼参りに
来ないとね。もう一度来たいわ。

友達が私に見せたかったと言う境内にある「根あがりの松」ぎょぎょ



根っ子が出ちゃっているのよ

友達曰く「私っていいなー、と思うと直ぐに見せたくなっちゃうの」ですって。なかなか良い性格です有難い。

旧神谷伝兵衛稲毛別荘・稲毛

2011-10-24 | セカンドライフ
市民ギャラリー・いなげ(旧神谷伝兵衛稲毛別荘)で、韓流スターカン・ドンウォンさんの
鉛筆画を観賞した後、同じ敷地内にある、旧神谷伝兵衛稲毛別荘へ立ち寄った。
当時の面影を彷彿とさせる建物や、庭園が丁寧に保存され公開している。

松が歴史を語る



松の古い木が、洋館と絶妙なマッチしていて、とても大正時代の建物と思えないお洒落な佇まい。
受付けの、にこやかな女性に促されて、中へ・・・・。



私は、アルコールを嗜まないが、浅草の神谷バーの創始者と言えばご存知の方も多いと思う。
蜂葡萄酒って言えば、子供の頃、中身は分らないが蜂の絵だけが記憶に残っている。

葡萄酒=ブドウ園 と言うわけで邸内のいたる所にぶどうをモチーフにした建築が
施されていた。



 ぶどうの欄間                        葡萄の木の床柱



        ぶどう棚のイメージの天井

欄間、天井、柱私が生まれる、第二次世界大戦より遥か昔こんなお洒落なデザインを
考える人がいただけで感激をしてしまった。

稲毛は昔は遠浅の海岸で、アサリなどが豊富に獲れた所だから、別荘地には最適だったかもしれない。
涼しい風が、海岸の方からスーッと高台の居間に入って来て、住人の心を和ませたのでしょう。

神谷伝兵衛さんの人となりについては勉強不足だが、発想だけでも魅力を感じてたまらない。

市民ギャラリー・いなげも神谷さんの別荘も、とても良く管理されているのに、入場料は無料
後に寄った、ゆかりの家もフリーなのよ。
友達に「千葉市って裕福なのね。うちの区なんて絶対無料の施設なんて無いのに」と言うと
「そうでもないわよ」と軽く言った。

当然管理費だってかかるし、悪い様な気がした。
ノートが置いて有ったが、皆さん結構県外のお客様が多かった。私もー


  旧神谷伝兵衛稲毛別荘 ←ポチンしてね。