




最近の傾向の色使いらしい


昨年12月のある日、突然声をかけられた。
「1月にバレエの発表会が有るので見に来て欲しいんだけど」「うんいいよ」軽く返事をした、
私を信用出来ないらしい。
「Mさん、いけ面が出るのよ、だから来て!」別にいけ面が出無くても行くのに・・・・。
いけ面とは「熊哲」こと、熊川哲也バレーグルーブでソリストをしている男性の事だ。
熊哲クマテツさんもキムタクと同じように、縮めて言われて通じる程バレー界では有名な人。
ぼろい自転車でぼろい恰好をした彼女、どう見ても舞台でトウシューズを履いて、くるくる
まわる女性には見えない。
20年位前に、サークルで知り合った時には、背丈もあるし「バレーを習ってる」と言うので
当時私がやっていたバレーボールの話しかと思って「私もやってるのよ」うふふ何だか
気が合いそうだわ、と喜んだものだ。
何回か、話をしている内、どうも話がかみ合わない「今度発表会が有るの、来て呉れたら
嬉しいなー」と言われ、初めてバレーとバレエの違いを納得したわけで。
まあそんな世界も知らないし、とご案内を頂く度に見させて頂いた。
昨日は、三歳位の幼い子から、十分な大人までカーテンコールで並んだら200人位に
思われたから、大きな発表会だったのだと思う。
バレエではお馴染の二つのタイトルを上演したが、何と5時間も上演していた。
休憩は10~15分を数回取りながら。
音楽は割と耳慣れたもので、心地良く友達と楽しめた。
舞台装置や衣装の可愛さ、華やかさが私の目をとっても楽しませて呉れた。
何度でも拍手を捧げました。
小さなお子さんも多く年配の方の嬉しそうなお姿も目立った。最後の最後まで
立派に可愛く踊り驚いてしまった。
私達だって、会場で椅子にかけているだけで相当お尻は痛くなりましたよ。
友達も、トウシューズでクルクル回りキャリアが長い分さすがだなーと感心しきり。
とても自転車おばさんには見えない。
最寄駅へ着いたら、夜の9時、食事をする余裕も無く友とは別れたが、彼女(バレー仲間)も
喜んで呉れた。三人共知合い。そして席も前から8番目なので、ゆっくり観賞する事が
出来た。