セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

ふじ丸・小笠原ラストクルーズ⑩ラスト便

2013-07-05 | 旅行 見学
遊んでいる時間の過ぎるのは速い物で船内新聞で、明朝の荷物の出し方を案内している。私の青いトランクは、自宅から往復便で集配をお願いしてあったので、朝9時ごろドアの外に出して置く様に指示をされた。朝食をして帰室する頃は既に無くなっているのだろうと思っていたら、廊下は当然きれいに片付いていた。
自宅には、翌日午前中其の侭着く事になるわけで、あっさりした帰還となる。

今日も船内イベントも盛んに行われている。イベントのメインと言えば、やはりビンゴゲームが盛り上がる。誰でも出来るし分かり易いしね。
私達4人グループは当たったと言えない順位だった。Aさんの奥様は調子良く四つ並び早々に「リーチ」がかかったのにその後がさっぱりで、残念賞。
トップは、にっぽん丸のスタッフ(奇麗なお譲さん)をして、今回親孝行?で乗船していた方のお母様。船の賞品はショップで売っている物が多くみんな欲しい物ばかり。お母様は選べなくて苦笑い。大抵トップ10位まではそこそこ、魅力の有る品が有るが、残り物はドングリの背比べ的な雑貨。私はウェットティッシュを頂いた。

アフタヌーンティーは、ハープ&オーボエの演奏など楽しんだ。他のお客様はどんな楽しみ方をしたのだろう。100日間クルーズでは毎日2.3回の映画上映を時には眠りながら楽しんだと言う男性も居て呆れた事もあったっけ。日々の生活でも、人それぞれ100人いれば百通りの生活、楽しみ方が有るのだと思う。下船してから、それは又現実に元に戻って、何も無かった様に始るのかもしれない。

下船前夜なので、17:30~キャプテン主催のフェアウェル・カクテルパーティーが行われる。18:00~フェアウェル・ディナーとなる。
ドレスコードはインフォーマル。フォーマルが一度も無いので気が楽だった。おしゃれを楽しみたい女性も多くフォーマルなドレスを着ている方も居た。男性は白いフォーマルスーツとかね。高齢の方に多い、船旅好きの人達。



          

    
明朝、目覚めれば、伊豆大島辺りかしら?
朝食をしている内に、船はどんどん東京湾を進む。横浜港を左に見ながら、出航地、晴海埠頭を目指している。海上で波しか見えない所では止まっている様にさえ見える船も、東京湾を入ると左に三浦半島、右に房総半島を見ながらス~~っと真っすぐ進む。速い速いとさえいえる程周りの景色を過ぎて行く。残念な事は船上から富士山が見られなかった事だ。雨には殆ど当たらなかったが快晴の日は無かったものね。

船の下船は、上の階から下りて行くので今回は(ラッキーで)スィートルームの船客の次で、こんなに早くスムースに下りられた事は無い。ピンクのコロコロも下船する迄サービスクルーが持って呉れたので楽チンな下船となった。と思う間もなく予定もしていなかった事が起こった 
よく見るとタラップの近くで娘家族が五人で待っていてくれた。いや~いや~有難い事に。しかし試験や勉強の事でママに叱られてばかりのみっ君の顔を見ると、一寸心苦しさを覚えた。みんな現役なのに(大変な生活)遊んでばかりのアミーはみんなに会いたくなかったような?。

みっ君はいつも「いいんだよ、沢山働いたんだから」と慰めてくれるが、心なしか淋しそうな表情。みっ君が高校生位になったら沢山旅行して上げよう。


                        
手前がススキ、比較してね。    
スタッフから頂いたフレッシュレモングラス生ナマの内に作るように言われ、帰宅後直ぐにハサミで2センチ位に切り、お鍋で5分間煮出した。そして冷蔵庫で冷やし冷たいドリンクで頂きました。香り?初めての香り???。でも父島の思い出なので楽しんでゆっくり頂きます。長々書かせて頂きました。昨日は175名の皆さんにおいで頂きました。いつも有難うございます。皆さまもお疲れ様でした

ふじ丸・小笠原ラストクルーズ⑨

2013-07-05 | 旅行 見学
       
  二日間停泊をし、いよいよブイから離れて東京湾に向けて帰るふじ丸。旅の終わりに近づくと、何故かトーンの下がる私。もうふじ丸はお役目が終われば何処か外国へ売却されてしまうので、殊更淋しいい。
そんな気分を分かってくれている様に、ディナーは船の後方のデッキに出てバイキング形式のブッフェディナー。
  
パエリア、アイスクリームは美味しかった。夕方空の下での食事は格別な感じ。女性サービスの
クルーはヒールの有る靴で働いているので、若い体力を感じた。
 

今航海のメインスタッフ。キャプテンは人間的なオーラを放っていた。それを感じた事、私にしては珍しい事だ。
夜は、ずっとライブを楽しんだ。
ソルジックライブ(6人組)楽器は全く使わず、アカペラで歌う。一人だけが口でドラムスやベースなどを器用に演奏して、アカペラとは思えない素晴らしい演奏。2回、ステージを楽しんだ。
菅原英基産のマジックは柔らかい雰囲気で楽しませてくれた。お見事!ふじ丸の初航海以来連続して乗船しているのだそうだ。船の人気者なのかもしれない。

歌:Okei ギター:山田John泰介
みんなで歌おう」  「レモン林」「ふじ丸の四季」他okeiちゃんは色々な思いが駆け巡っているのか、感極まってしまって・・・・ウンウン、とっても分かる気がする。覚えやすい歌で楽しい時間でした。
船の中のイベントは、今日明日ぎっしり。

花毛布はいつも奇麗に作られていた。部屋に帰るのが楽しみだった。

良く冷えたパッションフルーツを、スタッフから頂いた。甘くてずるっと入ってしまった。

  
                            五目ご飯が格別に美味しかった。