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セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

母の49日法要

2014-04-10 | セカンドライフ
  1カ月程前(3/9)に亡くなった、母親の法要を行った。49日の法要にしては大分早目に行った。実は10日後に、実家で祝い事を予定していて、予定も全て済んだ後の母の死となったので、急遽早めに法要をする事になった。
御前様も納得して下さって、4月10日と言う事になった。今回は小規模に取り行った。近所の皆さんと同じの親戚が来て下さり、午前中から読経が始まった。祭壇にが奇麗に作られお花の中に母の遺影が有った。何だか随分前だったような出来事だったけれど、たった一カ月しか経っていない。遠くに行ってしまった様な。早朝に家族はお墓にお参りし読経の後はお食事の為、バスで会場のへ移動した。

私は御前様のお話を聞くのが楽しみだった。今回は、簡単に仏壇の作り方やお線香の上げ方等の話だった。仏教はインドから伝わった物で、基本的に右利きの人の為のお作法となっている。左側に仏花(一対の場合は両側で良い)、右側にお線香、蝋燭を置く・・・・。まあ難しい話題では無かったので肩が張らなかったのが良かった。

  ←現物では有りません→ ←鈴(リンorレイ)
     お位牌には既に父母の戒名が刻まれ治まりが良かった。
鈴(リン、レイ)の事については初めて伺った。リンの作り方は上が厚めに底の方に従って薄くなっている。これは音が美しく響く様に工夫されているらしい。棒を軽く持って優しく撫ぜる様に音を出す。内側からでも良い。一拍二拍と、しっかり間をあけて打つ。御前様が両方されたが、正しい方は座敷中優しく奇麗に響き渡るので、説明に皆で頷く。お線香は優しく香りを感じさせればいいので、雰囲気を見ながら2本でも3本でも良い。大勢いる時は少なめにする。部屋がモクモクする程では多過ぎる。お焼香も少ない人数の時は3回やっても良いが、ぞろぞろ後ろに並ぶ様なら2回にする様に心がける・・・等々、いずれにしても、周りの雰囲気に気を配りその場に合ったやり方を自然にするのが良い。

これはきっと宗教によって違うと思うけれど、いずれにしても絶対これでなければ、と拘らなくても良い、要は心をこめて、見た目周りに不自然に見えない様にする事が大人の作法。これは何にでも通じる事。
我が家は真言宗なので以上の様なご指導を頂いた。