セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

母の通帳解約

2014-04-14 | セカンドライフ
  母が亡くなったのは日曜日だった。色々な経験をした人達は、直ぐに通帳に有る残高を引き落としする様に助言をしてくれた。
しかし狭い町での事、金融機関で働く人も顔見知りが多い。又地元新聞には**のご母堂が逝去した旨、新聞の決まった場所に掲載するので皆がチェックする。全く時差を狙っても、引き落としが出来ないと姉は躊躇していた。「そうそう正直にしよう」と言った。父母の通帳管理は全て姉がしていた。父の遺族年金のお陰で施設でお世話になっても、全く私達に請求は無かった。「足りない時には私達(兄も)が負担するからね」と言って有った。姉は「有難う、その時は宜しくね」となっていた。

ところが、いざその作業に取り掛かろうとしたところ・・・・・こんな事は聞いた事がない。まず実印と印鑑証明書を持参して姉に渡した。残高は全部姉が使う様に兄も合意したのできれいに片付く筈だった。

が、☆全部事項証明書が必要だと言う。東京に住んでいる私の分まで・・・それに母の☆除籍証明書を作成しなければならないと。父の時だって全く不要だったのに。
姉は役所に行って、書類を発行して貰ったら何と6,000円もかかったと言う。それを見せて貰った所父と母の戸籍が明治まで遡って、戸籍の移動状況が書いてある。20枚位有ったろうか。預金の引き落としと関係が有るのか?
今度の日曜日に渡す事になっているので、明日役所に行き発行して貰おうと思う。理由も聞いて来よう。不思議な書類が有る物だ。実際調べて見ると役所に行けば発行して貰える様になっているが、姉が通帳要らないわと、怒る前に何とかしなければいけない。
残高だって、びっくりする程の大金が有るわけじゃなし、今迄の労働を考えても割の合わない金額なのに。全くなんてこったいである。父親の時は、印鑑と証明書だけで全て済んだのに。