気のせいか彼女が特別可愛く見えた。けい子さんはソプラノ 辰和さんはバリトン(息子さん)
人の輪と言うのは時に全く関係無い人同士を繋げてくれる事に驚いたのです。
私は7年前から、ギターリストの諏訪光風さんのライブを楽しみにしている。全部は行かれないけれど近い時は出来るだけ行き、乾いた心に潤いを頂きたくて通っているの。数か月前に彼のライブに行った際「やあ、又会ったね」とF男性から声をかけられた。実際その時までは余り気にして居なかった。その後「どこの出身?」なんて聞かれ「千葉・南房総市の出です」とお答えした。
すると彼は「何?じゃ三芳村分かる?」「勿論です」「幼馴染がsfkと言うギャラリーをやっているんだ。今は墨絵や水彩画を描いている。彼女のお母さんは辻が花の布を集めて手芸品を作っていたんだ、小学校からの知り合いなんだ」彼も興奮気味。お名前は山鹿公子ヤマガキミコさんとおっしゃると言う。
その後、姉が喜びそうなので実家に帰った際に、二人で訪ねて見た。山鹿さんは「Fちゃんのご紹介ね」と快く迎えて下さり、お茶迄入れて下さった。ゆっくり懐かしい会話を交わした。彼女は墨絵、水彩画などにも造詣が深く、緑の多い中で静かに里山の生活をされている。
もうお暇しましょうと告げたら「一寸待ってね、今荷物が届いたのよ。今度イベントが有るので、宜しかったら、と下さった案内状。数分早く帰っていたらお目に書かれなかった筈のハガキ。
何とギャラリーで歌うのは、私の中学校の同級生「栗原けい子」さんと、息子さんの名前が書かれていた。信じられない事だ。少し時間がずれていればそれまでの事。
そして昨日、友達と姉でコンサートに伺った。本当に久し振りの彼女が息子さんと歌ったのだった。マイクを使わないので、まさになま歌で、懐かしい童謡、日本歌曲、イタリア歌曲、おおよそ会場の皆さんが一度は聞いた事の有る歌だ。一部は真っ赤なドレス二部はグリーンのドレスで音大で鍛えて来た歌声は健在だった。勿論Fちゃんも見えていた。
会場(ギャラリー)は超満員で、ヤンヤやんやの拍手。アンコールを入れて20曲を披露された。終了して彼女の傍に行くと「Mちゃん(私)、何でここに居るの?」と大きな目をパチパチして喜んでくれた。ハグハグして輪になった実感がした。
世の中って狭いのよね~~~~~・・・なんてさ。楽しい時間を過ごした ☆*:・゜★:*:・゜ ☆*:・゜★:*:・゜ ☆*:・゜★:*:・゜
館山市、南房総市にお住まいの方にお知らせ
「房日新聞」 新聞小説 「夏の波濤」 の挿絵を山鹿様が担当していらっしゃいます。
9/10~スタート致しました。