セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

公園の冬支度

2011-10-26 | セカンドライフ
外でエンジン音がとめど無く続いている。長い間聞くと結構ストレスなので、窓を閉めて
お使いに出る事にした。

二日間もかかっている。そう言えば暫く公園の樹木伐採はしていなかったので、時間がかかるようだ。

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思えばボーボーの公園の樹々。この下の方にアミーズ畑は有るのです。

 
             ふじの木がのびて壁の様に直角に花が付く筈だった。↑

木の上に職人さんが5.6人で登って伐採をしている。危険な作業だけど慣れているらしい。ニコニコしながら、電気のこぎりで作業を進めている。



車が4.5台公園内に止まっているので、見えなかったけど結構な人数らしい。
          
すっきりして、作業の人達も見えて来たわ。


惜しいかな、この公園の木の葉が沢山落ちて、腐葉土に加工される筈だった。
来年は腐葉土出来ないわね。区の作業所の人達が作るのです。

と、思いながらもやっぱりボーボーよりスッキリの方が、気持ちいいわね。

イワシャジン

2011-10-25 | セカンドライフ
お客様からの頂き物ですって 

可憐なイワシャジン  

散策の最後は従姉妹が「佃煮が美味しいわよ」と教えてくれた「稲毛園」さんに
寄ってみた。佃煮をお茶煮込みをするそうで、素材の臭みが抜けるのだそうだ。

出して下さった、緑茶が誠に美味しくて、暫くお喋りをしてしまった。
商店街の復興の為に、地元の皆さんが一生懸命活動をされているんですって。
頑張って―!

12種類も揃えていた

炊き立ての白いご飯にのせたら、たまらなく美味しいと思う。
本当はお茶屋さんだと思うが、色々な品揃えが面白かった。

私は自分土産に、他にお煎餅やピーナッツを買い求めた。

お茶のお香って、何処にでも有るものかしら?私は初めてだけど、大きな鼻を
近づけると確かに確かにほのかに茶の香りがした。





千葉市ゆかりの家・いなげ

2011-10-25 | セカンドライフ
今回の散策で、とっても楽しみにしていた所は、この「ゆかりの家・いなげ」だった。

明治中期以降、避暑地として多くの文人、墨客が訪れた稲毛には、海岸線の松林を
中心に多くの別荘・別邸が建てられた。

この「ゆかりの家・いなげ」もその内の1つ。

映画「ラストエンペラー」を数回観てから、とても身近に感じる様になった次第で
其れまでは漠然としていた。

中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀(アイシンカクラ、フギ)の実弟である溥傑(フケツ)と
嵯峨浩(ヒロ)夫妻が、成婚間もない昭和12年に半年ほど居を構えた風情ある建物。


政略結婚だったご夫妻も、愛し合いお互いを労り良い結婚生活だった様だ。
現在は、千葉市の管理の元静かに佇んでいる。

不思議な事に、この家の中に入るといつまでも座って居たい、ずっと庭を眺めて居たい
と思う、まったりとした気持ちにさせられた。

庭の周りには、四季折々美しい花木が咲き、特に白雲木(ハクウンボク)の咲く五月
連休頃は白い美しい花が咲き、甘い香りを漂わせるのだそうだ。

何度でも訪れたい程、稲毛のこの地が好きになった。




内庭


         

 

白雲木は、今は鈴の様な物が下がって可愛かった。
                 


※白雲木
貞明皇太后が浩に「日中をつなぐ新しい命の花を咲かせるように」と贈ったものが白雲木の種子だったそう。

※墨客ボッキャク・ボッカク(絵を描いたりする人)

せんげん・新そば

2011-10-24 | グルメ
稲毛は初めてではないものの、こんなに素敵な散策場所が有る事を知らなかった。
それよりも、東京湾埋立で数キロが大団地となってしまい、残念で仕方が無い。
私が思うより、地元に住まわれる皆さん工事中は複雑だったでしょうね。

その大団地に東京から移った友達がいるので、余り文句を言って居られない。
駅から15分位に散策名所が広がっている(ここだけでは無いけどね)。

先にお蕎麦食べて来ますね

由緒正しい浅間神社と言うのが地元の鎮守様になっている様だが、何とも食欲の秋に
勝てない。浅間様の対面に「せんげん」と言うお蕎麦屋さんが有ると聞いていたし
友達も美味しいよと、私をプッシュする。

秋だもの、新そばの季節よね。取りたてて日本そばが大好きというわけでもないけど
新そばを手打ちしています・・・なんてキャッチには弱い。

ばち当たりな私は、お参りよりも先にお蕎麦屋さんに飛びこんだ。

日本そば屋「せんげん」

お蕎麦は腰が有って美味

腹ごしらえの後は、従姉妹から聞いていた美しい建物を見学。お城みたいな大きな建物が
目の前に広がる。知らなければ車の「トヨタ千葉本社」なんて思いもしなかった。

ラインが美しいでしょ?
  
1899年(明治32年)に、東京麹町に日本勧業銀行本店として建てられたもの。
確かに平等院鳳凰堂に形が似ている。一寸感動(国の登録有形文化財に指定)


花びらが散って来そう

建物の前には、桜並木が。「桜が満開の頃はきれいだろうーねー」友達とウンウン

そして浅間様にちゃんとお参りをして願掛けもしてきました。もし叶ったらお礼参りに
来ないとね。もう一度来たいわ。

友達が私に見せたかったと言う境内にある「根あがりの松」ぎょぎょ



根っ子が出ちゃっているのよ

友達曰く「私っていいなー、と思うと直ぐに見せたくなっちゃうの」ですって。なかなか良い性格です有難い。

旧神谷伝兵衛稲毛別荘・稲毛

2011-10-24 | セカンドライフ
市民ギャラリー・いなげ(旧神谷伝兵衛稲毛別荘)で、韓流スターカン・ドンウォンさんの
鉛筆画を観賞した後、同じ敷地内にある、旧神谷伝兵衛稲毛別荘へ立ち寄った。
当時の面影を彷彿とさせる建物や、庭園が丁寧に保存され公開している。

松が歴史を語る



松の古い木が、洋館と絶妙なマッチしていて、とても大正時代の建物と思えないお洒落な佇まい。
受付けの、にこやかな女性に促されて、中へ・・・・。



私は、アルコールを嗜まないが、浅草の神谷バーの創始者と言えばご存知の方も多いと思う。
蜂葡萄酒って言えば、子供の頃、中身は分らないが蜂の絵だけが記憶に残っている。

葡萄酒=ブドウ園 と言うわけで邸内のいたる所にぶどうをモチーフにした建築が
施されていた。



 ぶどうの欄間                        葡萄の木の床柱



        ぶどう棚のイメージの天井

欄間、天井、柱私が生まれる、第二次世界大戦より遥か昔こんなお洒落なデザインを
考える人がいただけで感激をしてしまった。

稲毛は昔は遠浅の海岸で、アサリなどが豊富に獲れた所だから、別荘地には最適だったかもしれない。
涼しい風が、海岸の方からスーッと高台の居間に入って来て、住人の心を和ませたのでしょう。

神谷伝兵衛さんの人となりについては勉強不足だが、発想だけでも魅力を感じてたまらない。

市民ギャラリー・いなげも神谷さんの別荘も、とても良く管理されているのに、入場料は無料
後に寄った、ゆかりの家もフリーなのよ。
友達に「千葉市って裕福なのね。うちの区なんて絶対無料の施設なんて無いのに」と言うと
「そうでもないわよ」と軽く言った。

当然管理費だってかかるし、悪い様な気がした。
ノートが置いて有ったが、皆さん結構県外のお客様が多かった。私もー


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