<font size="-3">オーソドックスがいい。のに。</font>

最近困っているのが、身に付けるもの。
流行の型が店頭を埋め尽くしていて、欲しいものがなかなか見つからないのです。
先日も、よく利用していたシャツ店で愛用のものが姿を消していてショックを受けました。タックの効いた細身シャツが流行しているのでしょうか、それを受けて型紙が変わってしまったらしいです。

シンプルなものが好きです。
シンプル、というよりオーソドックス、というべきでしょうか。
シャツならゆったりの白シャツ。襟と袖の芯がしっかりしていて、できればカフスの使えるもの。
靴ならヒールの低い革靴。
スーツなら肌理の細かい黒生地。余計なタックが無く、裾が割れていて、内ポケットがきちんとついているもの。
１９世紀然とした、いかにもなデザインが理想。
ところが、どこにでもありそうなのに、探すとこれが、無いのです。
いちばん酷いのが靴です。
平らな靴底が巷を席巻していて、低いけれどきちんとしたヒールのある靴がほとんどありません。これには閉口です。
これも大量生産大量流通の結果であって、まあ言ってみれば、私たちはそのおかげで安価に生活用品を入手できるようになったわけです。
しかし、なぜシンプルで「いかにも」なデザインのものが無くなってしまうのか、そこのところが何とも釈然としない私です・・・。
ちなみに、ざらえもんさんのブログ「*R*graffiti**」でも話題になっていましたが、「水と油」の舞台衣装は私にとっても結構な憧れです（笑）。