はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

送電線とデンマーク人。

2006-11-15 22:55:00 | ことば
フジモトマサル氏のブログ「フジモトマサルの仕事」の11月15日付エントリ「最近頭の中をよぎった諸問題」より。

『・「送電線」という言葉はカタカナで書くとデンマーク人の名字のような気がしてくる。』

この方の着眼点はいつも面白いですが、これには声を出して笑ってしまいました。
カップ焼きそば問題も、じつに鋭い。
言葉に対する感度が非常に高い方なんだなあと思います。
クラフト・エヴィング商會つながりで知ったのがきっかけですが、独特の画風と感性が素晴らしく、目が離せなくなりました。
とても好きなクリエイターのひとりです。

なお、「フジモトマサルの仕事」の該当記事は→こちら
ブログもおすすめです。


夢を見た話。

2006-11-15 22:16:16 | さもないこと
野暮を承知で。

夢を見ました。
ものすごく尊敬している研究者と話している夢。
研究室の打ち上げに混ぜてもらうことになり、学生さんたちを待つあいだ、その先生とふたりで話し込みました。
学生さんたちの教育方針のことや、研究室としてのテーマと学生個人の目指すテーマが異なる場合にどう折り合いをつけるかが話題になり、自分の経験を語る私。
大学の研究室で二つのテーマを追ったこと。
就職してからも、本職とは別に某テーマで研究を続けたこと。
大変だけれど楽しかったこと。
でも、体を壊してしまったこと。
研究は現在リタイア中だけれど諦めてはいないこと。
二足のわらじ状態の困難と快楽。
研究の種類を問わず、すぐに結果を求められることの不条理について。
すると先生が酵母を使った実験の難しさについて語り、一年ぐらいでは結果の出るはずのない実験系なのに『だからダメなんだ』と言われるのが頭にきてしまう、とエキサイト。
この研究室でも酵母を使っていたのかと意外に思ういっぽう、この先生もこんなふうに怒るのかと意外に思いつつ、互いに『これじゃ良い研究は出来ませんよね』と、せっかちな社会に対して苦言を呈しながら意気投合。
・・・という、妙にリアリティのある不思議な夢でした。

目覚めたときには静かな幸福感と安らぎが。
夢に登場した先生とは直接の面識はないので、ちょっと不思議な気分です。
しかし、まったくありえない話ではないので、正夢になることを願いつつ、忘れないようここに記しておこうと思います(笑)。
いろいろがんばろうと、そう思えた良い夢でした。
夢の神様とレム睡眠に感謝。