昨日7月27日(日)は、東京で複数の展示を観て参りました。
とりあえず観たものメモ。後日ちょこちょこ書き足します。
・インターコミュニケーションセンター(ICC)「君の身体を変換してみよ」展
ICCで夏休みにあわせて毎年開催されている、子供を対象とした企画展"キッズプログラム"。今年は佐藤雅彦研究室と桐山孝司研究室関連がメイン。老若男女問わず身体と映像との関係性や身体感覚の延長についてそれとなく意識させる内容はさすが。観客も親子連れが多く、なかなかの大盛況でした。
個人的には、顕微鏡下での作業を彷彿とさせる「ミクロ職人修行」が印象深い。細胞の核移植作業を懐かしく思い出しました。
・ICC特別上映「日常にひそむ数理曲線」
上記展示に併せて土日限定で上映されている映像作品。佐藤雅彦氏総合監督のもと、ユーフラテスが作成したもの。日常の中で遭遇するありふれた現象の中から数理曲線を抽出し、映像とともに概念を提示してゆく過程が実に鮮やか。新鮮な驚きを与え、なおかつ自然界に潜む事象の美しさ・面白さを伝えるという意味で非常にすぐれた映像ではないかと思えます。数学的素養のある大人が見ても充分に面白い。
これはぜひとも、二次関数や三角関数を学ぶ前の中学生に見せるべきなのではないかと。数理概念と現実世界の現象が整合性をもって結びつくには大抵の場合、高校物理を学ぶまで待たねばなりませんが、こういった事象と数理のつながりをあらかじめ具体例をもって示されていれば、より深く数式や現象の意味を理解できるようになるのではないでしょうか。また、数式と数式の担う概念イメージが結びつかないばかりに、数学理解から脱落してしまう人間が相当数いるものと想像され、そういった『数学嫌い』発生防止のためにも、こういった数理概念の視覚化映像は重要な意味を持つのではないかと思えました。
数学好きはもちろんのこと、数学嫌いにこそ見てほしい映像だと思います。
・東京オペラシティアートギャラリー 企画展「トレース エレメント」
・同 特別展示「麻田浩展」
・同 Project N「project N 34近藤恵介」
予定では21_21 design siteの「祈りの痕跡」も行くはずでしたが、体調不良であえなくダウン。無念。
とりあえず観たものメモ。後日ちょこちょこ書き足します。
・インターコミュニケーションセンター(ICC)「君の身体を変換してみよ」展
ICCで夏休みにあわせて毎年開催されている、子供を対象とした企画展"キッズプログラム"。今年は佐藤雅彦研究室と桐山孝司研究室関連がメイン。老若男女問わず身体と映像との関係性や身体感覚の延長についてそれとなく意識させる内容はさすが。観客も親子連れが多く、なかなかの大盛況でした。
個人的には、顕微鏡下での作業を彷彿とさせる「ミクロ職人修行」が印象深い。細胞の核移植作業を懐かしく思い出しました。
・ICC特別上映「日常にひそむ数理曲線」
上記展示に併せて土日限定で上映されている映像作品。佐藤雅彦氏総合監督のもと、ユーフラテスが作成したもの。日常の中で遭遇するありふれた現象の中から数理曲線を抽出し、映像とともに概念を提示してゆく過程が実に鮮やか。新鮮な驚きを与え、なおかつ自然界に潜む事象の美しさ・面白さを伝えるという意味で非常にすぐれた映像ではないかと思えます。数学的素養のある大人が見ても充分に面白い。
これはぜひとも、二次関数や三角関数を学ぶ前の中学生に見せるべきなのではないかと。数理概念と現実世界の現象が整合性をもって結びつくには大抵の場合、高校物理を学ぶまで待たねばなりませんが、こういった事象と数理のつながりをあらかじめ具体例をもって示されていれば、より深く数式や現象の意味を理解できるようになるのではないでしょうか。また、数式と数式の担う概念イメージが結びつかないばかりに、数学理解から脱落してしまう人間が相当数いるものと想像され、そういった『数学嫌い』発生防止のためにも、こういった数理概念の視覚化映像は重要な意味を持つのではないかと思えました。
数学好きはもちろんのこと、数学嫌いにこそ見てほしい映像だと思います。
・東京オペラシティアートギャラリー 企画展「トレース エレメント」
・同 特別展示「麻田浩展」
・同 Project N「project N 34近藤恵介」
予定では21_21 design siteの「祈りの痕跡」も行くはずでしたが、体調不良であえなくダウン。無念。
無料なんですね、あれ。
なんかピタゴラスイッチのイベントっぽい感じで、親子連れが多く、
そして親も子も同じテンションで盛り上がっていました。
私は「計算の庭」でゲートをくぐる回数を1回間違えたら、
もう取り返しがつかなくってすげー時間を食ってしまいましたよ。
オープンスペース2008も詩的な作品が多く、しみじみ良かったです。
アップルのサイトに芸大佐藤研の井高久美子さんと齋藤達也さんのワークショップが載ってますね。
遅ればせながら。
行かれたんですね。たしかに親子が同じテンションだったのが端から見ていて面白かったです。
私的には注意書きがきっぱりした命令口調なのに好感がもてました。
「走るな」「順番を守れ」「~せよ」等々。
媚びない感じが好きです。
多田ひと美の「全的に歪な行且」も印象に残っています。
インターネットコラージュとでも言えそうな手法が、著作権法的にどういう扱いになるのかも興味のあるところです。
>パイパーさま
情報ありがとうございます。
ワークショプの内容が気になっていたので嬉しいです。
井高さんは助手になられたんですね。
研究や活動の成果がますます広がってゆくようで楽しみです。