はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">AGAPE STORE「BIGGEST BIZ」。</font>

2006-02-02 01:10:11 | piper
仙台の青年文化センターシアターホールで2月1日に上演された、AGAPE STOREの「BIGGEST BIZ」を観て参りました。
雪の影響をもろに受け、限界なので今晩はもう寝ますが、ひとつだけ。
期待どおりの面白さでした。単独でも楽しめますが、「BIG BIZ」「BIGGER BIZ」を観ているとより一層笑いのツボが増える造りになっており、大王の脚本手腕にうっとり。
大王万歳!
作りたい小細工も増え、個人的には大満足です(^^。



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2 コメント

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行かれましたか『BIGGEST BIZ』。 ()
2006-02-03 04:17:23
行かれましたか『BIGGEST BIZ』。
私は演劇を見始めた頃、『阿修羅城の瞳』から粟根さん見たさに
行った初演からもう6年かと、感慨深かったですよ。

ハコは小さく、当時は松尾さん以外名前も聞いたことがなく。
おもしろくて驚いて、ウェルメイドってこういうことをいうのかなって。
その後『ダブリン~』そして『荒波次郎』でトドメを刺され、今に至ると。

一見ドタバタで、おバカで、笑えて、泣けて、感動して、
でもそのままでは終わらない。
「一筋縄では、いきませんよ」って舞台の向うで大王が笑っているのがみえる。
ほんと、大王は悪魔さんと同じ、頭の中どーなってるの?な人のひとりです。
ああ、ものを創ってる人好きだあ!

取り乱しました。やはり夜中は考えの軸がブレがちです。
そういえば、aiwendilさん森博嗣氏の小説を読んだこと
ありますか?1冊1冊は普通にミステリですが、シリーズを
順に読み重ねていくと、物語自体とその伏線が集約されていく
見事さはちょっと気持ちよい。京極氏の『続巷説~』や
『宴~』のような感じ。

ある意味『ポツネン』の構成も、ポスターからラストシーンまでや、
「アナグラムの穴」単体、ちょっと粗いけど、そんな感じでしたね。
偶然の産物かはたまた意図的だったのか、人を惑わすのがお好きな方
なので判別つきませんが。どうやら私はその手の方に弱いようです。

細工、期待してます。
アデュー君かな、山内FANでもある身としては、ニケータも是非(笑)
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>碧さま (aiwendil)
2006-02-06 00:10:17
>碧さま

BIZシリーズには、昨年の「『BIG BIZ』上映会&トークイベント」で出会いました。
G2プロデュースの無料招待に当選したことがきっかけで遠征。あまりの面白さに、続けて「BIGGER BIZ」再演の当日券に並びました。
自分が大王好きと気付いたのはこのときかもしれません(笑)。

大王も、世界を複数の視点から見てらっしゃる方なのではないかと思います。
ある状況に別の意味を付与する手際はもう、見事としか言いようがありません。
演繹と帰納と降ってくる何かを効果的に組み合わせて作品を作っているんだろうなあと想像していますが、悪魔さん(笑)よりも降ってくるモノを大切になさっているような印象を受けます。
そして、一見ムダそうなヘンなものを尊重してらっしゃる姿勢がたまらなく嬉しくて、そこのところに私は惹かれてしまうのです。
メジャーなウェルメイドの世界も好きですが、「発熱!猿人ショー」のような世界により惹かれてしまう所以です(笑)。

森博嗣氏は色々な方に薦められていたのですが、4年前に「すべてがFになる」の途中まで読んで止まっております。
どことなく漂う高圧的な雰囲気が気になってしまって一時休止してしまったのです・・・(^^;。
が、ハマればきっとどっぷりになりそうな予感がいたします。
内容も、どこまで読んだかも明確に憶えているので、これを機に読み直してみようかと。

「ポツネン」は、計算して描いた構造に新たな意味を見つけてさらに発展させる、という複層的な構造物なんじゃないかと分析しています。
演繹と帰納の組み合わせ。研究者的だなあと思います(笑)。

細工はご名答!
アデューくんのイメージを温め中。
ニケータも造り甲斐がありそうですね。ヘンな人形とかヘンな笛も(笑)。
気長にお待ちください(^^。
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