仙台の青年文化センターシアターホールで上演されていた、コンドルズ「TOP OF THE WORLD 独眼竜スペシャル」の2月4日18時公演を観て参りました。
振付師でありダンサーである近藤良平氏が主催するダンスカンパニー「コンドルズ」。
学ラン男たちが繰り広げる圧倒的な身体能力に支えられたハイクオリティパフォーマンスと、ゆる~い笑いが同居する、バカカッコ良い舞台です。
昨年の「JUPITER」仙台公演では、観客があまりに笑わなさ過ぎるのでヒヤヒヤし、演者たちに申し訳なくていたたまれなくなってしまったわたくし。
正直心配していました。仙台人よ、きちんと笑うべきところで笑えるのか?と。
ところがどっこい。蓋を開けてみれば昨年が嘘のよう。
どうやら今回は、コンドルズがどんな集団かわかっていらっしゃっている方が多かったようです。
そのおかげか客席の空気もほど良く暖まり、心地よい公演に終始しました。
いやあ、素晴らしかった。
やはり笑いに関連する場面が印象深いですが、今回もっとも心に残ったのは近藤氏のソロとプログラム後半の某場面。
コンドルズや近藤氏をそれほど深く知っているわけではないのですが、無音のソロでは魂が震えるような心地がいたしました。舞の力を見せつけられたような気がします。
終演後のロビーもこれまた素晴らしい雰囲気でした。
私にとって忘れられない舞台のひとつになりそうです。
ところで、今回ふと不思議なことに気付きました。
じつはわたくし、大勢の人間が同じ動きをしている様子が苦手。
一糸乱れぬ集団舞踏を見ていると、背中がざわざわして見ていられなくなってしまうのです。
経験上、5人以上のシンクロが自分にとっての危険ゾーンであることをつきとめています。(ゆえに、たいていのミュージカルは×。オペラはOK。古典的なアイリッシュダンスは好きだけれど、リバーダンスはもってのほか。)
ところが、なぜか、コンドルズならば5人以上がシンクロしていても楽しめてしまうのです。
今のところ、こんな例はコンドルズだけ。この違いは何なのでしょう(笑)?
振り付けの魔術なのでしょうか。
非常に気になるところです。
振付師でありダンサーである近藤良平氏が主催するダンスカンパニー「コンドルズ」。
学ラン男たちが繰り広げる圧倒的な身体能力に支えられたハイクオリティパフォーマンスと、ゆる~い笑いが同居する、バカカッコ良い舞台です。
昨年の「JUPITER」仙台公演では、観客があまりに笑わなさ過ぎるのでヒヤヒヤし、演者たちに申し訳なくていたたまれなくなってしまったわたくし。
正直心配していました。仙台人よ、きちんと笑うべきところで笑えるのか?と。
ところがどっこい。蓋を開けてみれば昨年が嘘のよう。
どうやら今回は、コンドルズがどんな集団かわかっていらっしゃっている方が多かったようです。
そのおかげか客席の空気もほど良く暖まり、心地よい公演に終始しました。
いやあ、素晴らしかった。
やはり笑いに関連する場面が印象深いですが、今回もっとも心に残ったのは近藤氏のソロとプログラム後半の某場面。
コンドルズや近藤氏をそれほど深く知っているわけではないのですが、無音のソロでは魂が震えるような心地がいたしました。舞の力を見せつけられたような気がします。
終演後のロビーもこれまた素晴らしい雰囲気でした。
私にとって忘れられない舞台のひとつになりそうです。
ところで、今回ふと不思議なことに気付きました。
じつはわたくし、大勢の人間が同じ動きをしている様子が苦手。
一糸乱れぬ集団舞踏を見ていると、背中がざわざわして見ていられなくなってしまうのです。
経験上、5人以上のシンクロが自分にとっての危険ゾーンであることをつきとめています。(ゆえに、たいていのミュージカルは×。オペラはOK。古典的なアイリッシュダンスは好きだけれど、リバーダンスはもってのほか。)
ところが、なぜか、コンドルズならば5人以上がシンクロしていても楽しめてしまうのです。
今のところ、こんな例はコンドルズだけ。この違いは何なのでしょう(笑)?
振り付けの魔術なのでしょうか。
非常に気になるところです。
というか生で舞台,見たいな~。いつが最後だろう…。
コンドルズならばシンクロしててもOK。
・・・それは実は一糸乱れているからでは(^^;勝山さんなんかよく堂々と間違えるし。
色んな体格の人がいてもあえて合わそうとしてないから、整ったキモチ悪さがないのかもしれませんね。
私も思いましたよ。
一糸乱れぬ動きって全体では美しいですが逆に個を否定している感じがします。
コンドルズは個を尊重してる感じがダンスから伝わってきますもの。。。
この近藤さんの懐の深さも魅力ですねぇ
良い舞台でしたよ~。
しかも私にとっては二重三重のサプライズに満ちたお祭りみたいな公演でした(^^。
詳細はまた別のところで!
>umeさま
前回とはあきらかに客層が違いましたからねぇ・・・(^^;。
おそらく前回はバレエ的なコンテンポラリーダンスだと思って来ている方が多かったんだろうと思うのですよ。『えっ?笑っていいの?』的な、お行儀の良い微妙~な空気が満ちておりましたので・・・。
正直に笑っている子供の笑い声が逆に浮いてしまうという、悲しい状況だったんです。
今回は本当にホッとしました。
しかし、仙台の民は笑いに厳しいのかもしれません。
借り物作文ではまさかの5連敗。
初の完敗だったそうです。
借りてきたモノのほうがウケてしまったりと大波乱。
リベンジを誓ってらっしゃいました(笑)。
あはは、「実は一糸乱れている」!
なるほど(笑)!
揃っているけど個性がある。
おっしゃるとおり、これが安心して観ていられるポイントなのかもしれません(^^。
ももひきダンサーたちと幕間一発コントの数々に脱帽。
そして、冒頭&ラストのソロと山頂の魔王(?)にしてやられました。
マント姿はハンコにするかもしれません。
気長に見守ってください(^^。
>ざらえもんさま
個を尊重した感じ!
そう、それです!
だから心底楽しめるんです、きっと。
近藤氏の懐の深さを痛感した今回、団員たちの個性も存分に堪能。
ますますハマってゆきそうです(^^。