なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ついていない日

2008-04-11 16:41:08 | Weblog
 人生最悪では無いけれど・・・最悪といったら、たった一つしかない命を自分の責任とは関係なく落とす日であろうから・・・そこまで酷くは無いけれど。
 命の次?くらいに大事な財布を落としたのだから5本の指はともかく10本の指に入るくらいの厄日ではあった。
 しかも、最後に財布を出してから、我が家まで200mほどだから、落とした場所は特定できるのだけれど、雨の日でも人通りの多いところだから、、、
 昨日は帰宅した時点で全く気がつかず、今朝出かける支度をしていて気がついた。
 金額はたいしたことは無いのですが、免許証とかカードとかの手続きが大変・・・急いで処理をしないといけない。
 ともかく財布にこのようなものを一緒に入れておくと、今回みたいに落としたとき出てこない確率が高いだろうし、その事後処理が大変何ですね・・・そういう典型的な落し物です。

 マア、銀行のキャッシュカードは無かったのが不幸中の幸い
  尤もこれは私の信用の無さが幸いした
 つまり私が銀行カードを持ち歩く方が、落とすより危険と見られている・・・確かにその通りだと思うけれど。
 ともかく、朝一番から近所の交番で落し物の手続きをして、帰宅してからカード会社の手続き。
 なるべく早くに運転免許証の再発行と、健康保険カードの再発行が必要
  全くお金より、そっちの手間が大変です。
 小ぬか雨の中を行ったり来たりしましたが、お天気同様気持ちがスッキリしない一日です、、、この気分は当分続きそう。

 それでも、囲碁は打つのだから、我ながらたいしたものです
 もっとも、こういうついていない日ですから、内容は心配ですね。
 囲碁も気分同様自暴自棄みたいなことになるかも知れないし
 そういうことで、意識して観戦主体にしようと心に決めてネットに接続したのですが、数局観戦しているうちに、やはり・さすが碁キチですから、打たずには居られません。
 よくしたもので、対局が始まると、それまでのモヤモヤ気分はどこかに忘れてしまい、囲碁に集中できました。
 そして対局が終ると、再びクヨクヨ気分ですからなんとも不思議なものです。
  「命を落としたわけでは無いから、まあイイカ」という気持ちになれるまで、この状態は続くでしょうね。
 それにしても拾った人! お金はともかくカード類は返してくれ!
  免許証などのほかにカードは図書館カード・ポイントカード・病院のカード5枚・テレホンカード2枚・レンタルショップのカード他にも何かあったかも

 それにしても、囲碁が始まると結構冷静で打てるのものですね
  そういえば、父の葬儀に出かけて、その新幹線の車中で囲碁の本を読んでいたことがあった。
 父は年令が高かったせいもあり、持病を抱えていたから全く想像できないことでもなかったから大きな動揺は無かったけれど・・・本を読む姿を見て家族は「こんなときに・・・」思ったかも知れないし「案外冷たい性格・・・」だと思ったかも知れない。
  でも、今度のことと考え合わせると「済んだしまったことはどうしようもない」みたいな割り切りもあるだろうが「本を読む・とりわけ囲碁の本を読む」ことに気持ちの沈静化作用があるのかも知れないと思いました。
 対局も同じような効果があるのかも知れません。
  まあ一時しのぎ的な効果かも知れませんが。