なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

5点上がると・・・

2010-06-01 02:43:57 | Weblog
 ネット碁では対戦相手を自分と点数の近い他人に絞っている。
  これは置き碁が嫌という事では無くて、3子4子以上の碁が公式戦扱いと言うのは少し違和感を感じているので、[上の人:先まで][下の人:先まで]と限定している。
 但し、時には2子の黒番、あるいは白番は打つ事もある。
  
 ところで、点数でハンデが上下するので、一局ごとにハンデが変化してバランスが取れると言う事になっていて、概ね大きな集団の中でそういう風になってくと思われています。
 しかしそれは同じ人との関係では余り効果が大きいとも思えないのです。
  例えばAさんとは比較的相性が好いとします。
   この場合互い先で打ち始め最初はコミ6目半ですが、相性が好いので勝たせてもらい続いての碁は向う先でコミ4目半、、、これも頂くと次は向う先コミ2目半、、、更にコミ半目、、、
 おそらく相性が好いとこのくらいは何とかなりそうな気がします。
( 当然逆もありまして、棋力は同じくらいだと思うのですが直接の対戦では分が悪い人はいます。)
  アマですから・・・このくらい打てないと相性が好いとは言えないでしょう。
  勿論調子が悪ければそうはいかないかもしれませんが、それでもやれそうです。
   では一局ごとの結果でハンデが変化して、それでコントロールされているシステムの原理と言うのはどうなるか。
 Aさんとの相性とは別にBさんCさんなど多くの人との相性の平均みたいなところはありますが、もう一つ確実に新たな壁と言うものでコントロールされているように思います。
  つまり先の範囲の相手と打つ条件では自分より13点上の人までが上限ですが、仮に自分が5点上がった状態では上がる前の条件では18点上だった人が視野に入って来る。
 これは以前だったら2子の相手であり、その人に先で挑戦するわけです。
  これが楽しくはありますが、碁の内容から言うと苦しい戦いが予想される。
 嬉しいことですが試練でもありますから勝率もかなり低いはず。
  たてまえで言うなら、5点上がった状態では5点分だけ強くなった筈なんだけれど、実際は運が良くてかっただけ、弾みなので・・・。
 上がったところに留まれない・・・これが問題です。