フックドラグ2作目

正月3が日が過ぎ、
やっと自分の時間が持てるようになった

5日は父の今年始めての通院に付き添い、
6日は、訪問リハビリ、それ以外は、特に急ぐ予定はなかったので、
未完成のままタンスの上に積まれていたフックドラグを取り出し、
またフックを始めてみようと思った。

こんなに長くコタツに入っている事は、久し振りだ。
1フックづつ、毛糸でフックして、余白を埋めていく…。
そんな単純作業に没頭していた。

忙しく、慌ただしかった年末年始とはあまりにも違う時間が、
私を包み込むように、静かに緩やかに流れていく。

この時間が、利益を生む事も、
誰かの為になる事も無いだろう…
無駄のような時間の中にいられる事が、
時間に追いかけられ、忙しかった私には嬉しかった。

私は、自他共に認めるせっかち人間だが、
こんな面倒な作業を、苦にせず、むしろ楽しんでやっているのを、
側から、首を傾げて見ている人もいるだろう…。
自分自身、なんてへそ曲がりな性格だろうと思うが、
少しづつ、余白が埋まっていくは楽しい。

家事や介護の少しの空き時間や、夜の睡眠時間を削ってまで、
この単純作業に没頭して行った。

そして昨夜、フックが完成！
ここからは自宅に持ち帰り、縁をかがりテープで始末して仕上げる。


フックドラグ2作目
まだ目は揃っていないが、フックのコツは、少し分かった気がする。

次回の3作目は、
染色と併用して、タペストリーや、クッションカバーを作ってみようと思っている。
乞うご期待を…って⁈
いやいや、期待しないで、待っててください。