きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

始めての講談

2018-07-04 19:53:54 | 生涯学習大学
台風は遠くに逸れたが…

それでも、影響か?
朝から大雨と強風

今日は、宮水学園の講座の日
こんな雨では、ずぶ濡れになりそう…

それでも、講座を休むつもりはなかった。

私の願いが通じたのか?
昼前から雨が、ほぼ止んだので、
今の間にと…
バス停まで急いで歩いて行った。

今日の講座は
『伝統話芸 講談が今熱い‼︎
講談を少し体験してみませんか?』

講師は講談師 玉田玉秀斎

講談を生で聴くのは、初めて。

取っ付きにくいのかな?
退屈かな?
そんな気持ちで受講したが、

登場された講談師さんが若いのに、
ビックリ‼️

難しい…
取っ付きにくい…
そんな心配も無用だった。

初めて聴く人にも、分かり易いように、
講談と落語の違いから、話してくれた。

落語家は1,250人居るのに、
講談師は80人

日本の人口1億2000万人に講談師は80人
1億2000分の80…

つまり、講談師に会えるのは
150万分の1の確率…

宝くじで、1億円が当たる確率と同じ…

今日、講談師に会えたみなさんは、
ラッキーですね…と
言われても、
150万分の1の宝くじの方が良かった⁈

講談師になったエピソード等…
面白おかしく話してくれ、

久しぶりに、大笑いした。

講談[宇治川の一番渡り]を
[修羅場読み]と言う特殊な話法での
語り方を教えてもらった。

句読点を無視して、
息の続くところまで、切らずに
お経のように語る。

息が続かない

面白い話をしてくれた。

語りの途中で、ハリ扇を叩くのは、

パンと1つは「余裕」
パンパンと2つは「まだ大丈夫」
パパンパンパン4つ叩けば「そろそろ危ない」
パンパパパパンパンパン7つ叩けば
「限界」だって…

嘘か本当か分からないけど、
今度、講談を聞く機会があったら、
注目してみよう。

最後に、
左甚五郎の話を、一席、聴かせてもらった。

ハリ扇で釈台をパンパンと叩き、
調子を取り、
声にメリハリをつけ、
リズミカルに、大げさに語る話芸に、
すぐに心は引き込まれた。

始めての講談…
本物の芸はやっぱりいいね。

また聴いてみたい…
私、ハマったかも…




コメント
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