きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

来年の干支、亥を彫る⑵

2018-11-21 22:30:34 | 木彫り
今日は昨日の続き
亥の木彫り…

今朝は随分冷え込んだが、
日中は、いいお天気になった。

誰も来ないと分かっていても、
化粧と服装と掃除は、
意外ときっちりしている。

9時から、バッチリ作業に入る。

昨日、ほぼイノシシの形は彫り上がっていたので、
今日は、細かい作業…


彫りの際の掃除…や、
彫刻刀の跡を整えたり…と、

気になるところを、少しづつ直していく。

私が、この亥の彫りで、一番難しかったのは、

亥の鼻。

亥の1番の特徴の大事な部分…

飾った時、少し鼻が見えるように、
(ちょっと不自然だけど…)
何度も彫り直した。

後は、あまり彫るところがない。
その分、色にこだわった。

地塗りは、
黄との粉+ポアスティンのチーク+にかわ
を混ぜ、
木肌に刷り込む。

私の場合、2〜3回繰り返す。


この後、乾燥すると木肌に残ったとの粉を
掃除する。

ブラシで擦り、布でツヤが出るまで擦る。

ポアスティンのチークを全体に塗り、
顔料で彩色する。

乾いたらニスで仕上げる。




来年は、亥のように、
前進…あるのみ…!




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55年の空白は…

2018-11-21 05:31:58 | 日記
先月大阪で行われた同窓会に、
出席出来なかったが、

同じく出席出来なかった中学時代の友人2人と、
12月初めに、会おう!と、約束していた。

参加出来なかったもの同士の、
55年振りの再会を楽しみにしていた。

昨日、再会の日決めるため、
Kちゃんに電話した。

12月初めの、私のスケジュールを告げ、
もう一人の友人のTちゃんと相談して、
日を決めて…と伝え、
返信の電話を待った。

すぐに折り返しの電話が鳴ったが、

Kちゃんからの電話は、
私の想像とは、違った

Tちゃんが仕事で休めない…と、
(仕事なら仕方ない)
それなら、Tちゃんのスケジュールに合わすよ。と、告げたが、
寒いだとか…体調が…だとか…

面倒臭いことを言い出した。

少し腹が立った。

あんなに、会うのを楽しみにしていると、
言っていたのに…
会いたかったのは、私だけ…

中学時代、3人トリオ…と言って、
3人で連んでよく遊んだ。

交換日記もしていた。
武者小路実篤に憧れて、
詩を書いて、見せ合った。

楽しかった中学時代の思い出。

同じ学び舎から
卒業して、右に左に、東に西に…
それぞれが歩み始め…

それぞれの人生を生きてきた。

そして55年…

あの頃の思い出は鮮明に蘇ってくるが、
あの頃の仲間意識は
55年の人生で、薄れていたようだ。

私一人が会いたがっていたのに、気付かされた。

「遊ぼうか?」「うん遊ぼう!」
そう言えた頃が懐かしい…

私の落胆ぶりに、Kちゃんが、
「また、連絡するわ」…と、言ってくれた。

「うん、またね」…と、私は答えたが

「またね」は無い気がしていた。



55年の空白…は、

寂しい結末…





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