きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

ベンガラを染める

2020-07-25 12:59:00 | 染色
一昨日、染色に来られたHMさん.
肝心のベンガラを忘れて来られて、
残念ながら
染められなかった。

そのリベンジは早かった。

早速、昨日来られて染めた。
(コロナ感染者が増加中、
優しいご主人の車での、送り向かいで…)

ベンガラは植物染料…と、思っていたら、
ベンガラは土の酸化鉄…だって…

語源は、インドのベンガル地方から伝来した…から。

HMさんが持って来られたベンガラは、小さなガラス瓶に入った粉末。

粉末だから、湯に溶けるだろう…と、思って、
いつものように湯に入れ熱を加えたが、
溶けない???

説明書を読むと、
ベンガラ顔料を、湯で溶き、
顔料が沈むのを待って、上澄を取る…と、
書いてある。
(最初に説明書を読むべき!)

ヘェ〜、
慌てて、
上澄みを別のボールに移すと、
ボールの底に、砂の粒がドッサリ残っていた。

取った上澄みの中に、豆汁処理を済ませたジーンズを入れ、
説明書通りに、揉み込んだ。


布が顔料を吸って、
染液が透明になる…らしいが、

一向に透明にならない。

染まっている?

二人で交互にボールの中を覗き込んだり…

ジーンズが濃いので、染まっているか?どうかが、分からない。

でも、ジーンズの裏や内ポケットの布は、
ピンクに、染まっていた。


染める前
👇
染めた後

???


内側は染まっている。

染まったら、そのまま乾燥
水洗いしない。
(乾かすことで色が固着する)

浸染で染めていた草木染めとは、染め方が全然違うので、
コワゴワ染めたが、

一緒に染めたシルクの生地は、綺麗に染まった。





自然な良い色に

まだ、よく分からないが、
染め方は、色々あるらしい。

草木染めより、堅牢度は良いらしい。

もう一度リベンジしたいので、
HMさんに
ベンガラを買って来てもらうように、
頼んだ。

もう一度、やってみるぞ!






コメント
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