きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

100円映画「男はつらいよ」

2017-07-19 23:35:01 | 映画
予約していた、胃の内視鏡検査を受けに、
朝から自転車で出かけた。

まだ、8時半なのに、暑い!暑い!
なんて暑さだ‼︎

昨夜から、水一滴も飲むことを許されていないので、
体の中は、もはや脱水状態

胃の検査の前に、倒れそうだよ。

検査結果は1週間後
何もないことを、祈る

午後から、この暑さの中、100円映画観賞に行った。

元気じゃん!
この分なら、検査結果も大丈夫でしょう。

今月は、男はつらいよシリーズ48作中、
40作の『寅次郎サラダ記念日』

焼け付く様な暑さの中、自転車を漕いで走ったが、
途中で、引き返そうかと思う程、暑かった

そんな暑さのせいか?
上演会場は、人がまばら…

この40作の『寅次郎サラダ記念日』は、1988年12月封切り
寅さんも、マドンナの三田佳子さんも、三田寛子さんも、
みんな若〜〜い!

当然、山田洋次監督の人情喜劇だから、笑わせる場面はいっぱい有るが、
ホロリと泣かせる事も忘れてはいないね。

駅で知り合った一人暮らしのおばあさんの家に、
寅さんは、誘われ行く。
そこで、おばあさんが重い病気であることを知る。

入院を勧める病院の車が、迎えに来るが、
おばあさんは、
「病院に行きたくない、この家で死なせて欲しい」と、
懇願する。(泣ける〜〜

説得され、病院の車に乗るが、
出発前に、
自分の住み慣れた家をじっと眺め、
「これが見納め」だと、手を合わす。
(私、泣く泣く

最近特に涙もろくなって…
お年寄りを見ると、父と重なって…泣ける。

結局、おばあさんは、家には戻れないまま、
病院で亡くなるのだが…

人生の最期
どうしてもらうのが幸せなのだろうか…
どうしてあげるのが幸せなのだろうか…と、

考えさせられた映画だ。


そして、
この映画から8年後の1996年8月4日
27年間、フーテンの寅さんを演じ続けた渥美清さんは、
癌で亡くなった。

1995年12月
最後の48作となった『寅次郎紅の花』が封切られた
8ヶ月後のことだ…

渥美清さんにとって
人生の最期の幸せは、
寅さんを演じ切ることだったのでしょうね。














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