きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

リフォーム

2016-01-22 20:16:46 | 洋裁
寒い日が続いていて、
外出は愚か、ベランダに出るのも極力避け、
家の中に篭っていた。

但し、何もしないで炬燵の守りをしていた訳ではない。

以前から気になっていたジャケットのリフォームをしていた。✂️

数年前の古いジャケット、
大阪のデパートで購入して、気に入っていたのだが、
あまり着る機会のないまま、デザインだけが古くなってしまっていた。

肩に大きなパットが入っている。
今はそんなデザインの服は着られないが、
購入した時は、結構いい値段だったので、
捨てるに捨てられずにいた。

勿体無い…は、タンスの肥やしを増やすだけなのに…。

ところが、昨年からチェスターコートが流行ってきて、
私のタンスの肥やしも、肩さえ直せば、チェスターコートとして着れそうだった。

20数年前に洋裁を勉強して、
ジャケットもコートも縫った経験はあったが、
上手くリフォーム出来るかどうかは、自信がなかった。

何とかなるだろう…
心配症でビビリな癖に、どこか大胆で大まかな性格…

袖を外し、広かった肩幅を詰めて、
大きすぎた肩パットは、小さいのに変え、
1日かけてリフォームした。


着てみて、シックリいい感じで、納得❗️
私も、やれば出来るんだ。
ちょっと、ドヤ顔で…。

これを、どの様にコーディネートして着ようか?
待ち遠しい❗️







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストールを染めた。

2016-01-20 15:31:04 | 染色
17日は、今年初めての染色のお稽古日
ずいぶん冷え込んだ朝だったが、
HYさんとHMさんとMさんが来られ、
それぞれが、自分の染めをして帰られた。

私も、その後、ストールを染めたが…
25年も染色をやっているのに、
まだ、こんな間違いをしてしまう…とは、情けない!

シルクだと思って染めたストールを、水洗いすると、
染料が流れてしまった。

シルクだと思ったが、レーヨンだった様だ…笑えない話だよ!

繊維によって、染める染料は違う。
染色に使う染料も、何種類もあるのですよ。

もう1度、最初から染め直し。
シリヤス染料のモスグリーンで地染めをした。

染め→乾燥→蒸しをしたストールを、縦に屏風畳みにする。

屏風畳みして、端からクルクルと巻き込んで、ゴムで止める。

ゴムの上を防染して、

ハイドロで脱色する。

リアック染料を5色作り、スポイドで、脱色したところに色を入れていく。


空気に触れない様、ビニールに包み、20分放置。

水洗いをして、

乾燥させれば出来上がり❗️


寒い日でしたが、春色のストールが染め上がりました。


春や来い!早く来い!…






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグマット

2016-01-19 11:20:05 | 手芸
季節的な症状だろうか?
時々、ひどい湿疹に悩まされる事がある。
2週間前から、首回りだけに、湿疹が出始め、
それは、日ごとにひどくなって来ていた。
朝1番に、近くの皮膚科を受診しようと、
寒いが、小雨の中を出かけて行った。

その寒さが、寧ろ良かったのか?
いつもは、いっぱいの待合室に、人がいなかった。

待ち時間も無くすぐに診てもらえ、
「前回も、ちょうど1年前の1月でしたね」と、先生に言われた。
前回は、顔中、真っ赤に湿疹ができて受診していた。
「季節的なアレルギーでしょう。そろそろ花粉も飛び始めましたから…」
花粉か?…1番嫌な言葉だ。

診察は1分もかからず、薬を処方してもらい、
薬局で、飲み薬と塗り薬をもらった。

思いの外、早く帰宅できたので、
フックは終わっていたが、まだ仕上げていなかったラグマットを
仕上げることにした。
寒いときは、コタツでできる作業が1番…‼︎


ラグマットの回りから2センチ外にミシンで1周ほつれ止めのために縫った。
その際をカットして、
ぐし縫いをして、均等にギャザーを入れ裏側に倒す。

私は…
私だけのやり方かもしれないが、ラグマットの裏側に、
ボンドを塗ってフエルトを貼り付ける。
(フックした毛糸が抜けないためと、下手な裏側を隠すためである)


裏側の回りに、3センチのテープを1周、かがり付けり、完成‼︎


ラグマットが、2枚出来た。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由だ‼︎!

2016-01-18 08:08:32 | 洋裁
田舎にいる間
父の身の回りの世話と、
三度の食事や掃除洗濯などの家事で、
朝6時から、1日中バタバタしている。
特に、年末は、正月準備で忙しかった。

やっと、床に着いても、夜中に3度、老猫に起こされてしまう。
その度、寒い台所に立ち餌をやって、また床に入る。
それが、毎晩続く。

自宅に帰り、それらから解放されると、
張りつめていた糸が切れた様に、気が緩み、
何もしない自由と、怠惰な時間が、最高の喜びに思える。

それと同時に、
出来なかった事をしたいと言う欲望が、
一気に噴き出して来て、
何もしないでは、居られなくなるのも事実だ。

帰ってきたその日に、ミシンに向かっていた。
2日で、ウールのブラウスを縫い上げた。

もう20年前に買ったタンスの肥やしだった生地。
大きくて、はっきりした格子の柄で、
このままブラウスにするには、抵抗があった。
袖をバイヤスで取ってみた。


前身頃丈を短く、後ろ身頃丈を長くしている。

したくても出来なかった事が、出来る自由も、
また、嬉しい‼︎


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝、帰ってきました。

2016-01-13 21:07:42 | 田舎日記

朝8時半のバス停には、私以外の乗客はいない様だ。
今朝は、ずいぶん冷え込んでいた。
東の空は、白い雲の隙間から明るい日がさしていたが、
北の空は、グレーの雲が山の頂上まで降りてきていた。
あの下は、雪が降っているのだろうか?
そんな事を考えながら、少しでも日当たりのいい暖かい場所に身を寄せ、バスを待っていた。

8時57分、定刻にバスが来て乗り込んだ。
相変わらず乗客は少なく、私を入れて四人。

父は、私が家を出る時も、まだ寝ていた。
最近、起きてくるのがずいぶん遅くなった。

父の朝食の準備を済ませ、🍚🍜🍵
ベットのそばに行き寝ている父に「今から帰るよ」と、声をかけた。

目を覚まし「そうか」と答えたが、起きようとする気配はなかった。

「ベットから起きる時、ゆっくり起きなあかんよ」と、注意した。
2日前の夜中に、トイレに起きようとして目眩がしたようで、
大騒ぎをしたことがあり、心配だった。

夕方交代で帰ってくる妹に、
連絡事項や、父の様子をメールで報告した。
「9時過ぎにお父さんに、起きる様に電話してみるわ」と、妹からメールが返ってきた。📩

父の介護をするようになってから、3年半が過ぎた。
3年半が過ぎた気がしないほど、私にとっては、あっという間だった。
最近の父は、
体力も記憶力も、目に見えて衰えてきた。
体調にも大きな波があり、気を使う事も多くなった。
それでも、今年95歳を迎える年齢にしては、元気な方だと思う。

バスが淡路島に入ると、みぞれが降っていた。

もう父は、ベットから起きただろうか?
今朝は寒いが、大丈夫だろうか?
そろそろヘルパーさんが来てくれる時間だが…。

そんなことを心配していた私の目の先の海に
虹がかかっていた。
それは白い雲の中から、浮かび上がる様にうっすらとだが…

心配することないや‼︎
大丈夫‼︎
いい知らせの様に思えて、心が軽くなった。

帰宅後、夕方帰った妹から
「お父さん元気だよ」と、メールが届いた。
あとは妹に任せて、
2週間、ゆっくりさせて貰おう‼︎













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする