そとでを好まず

今日は曇り。

この写真は磐梯山を向こうに望んでいるホテル。


国ちゃんはお出掛けが嫌いでした。
やっちんと私が秩父三十四観音参りを別々にしていて、結願のときは一緒に行こうと決めたんです。
もう桜のときだったです。
その最後の札所だけ国ちゃんも一緒に行くことになりました。
そのときも駅から歩かないでバスに乗って行こうと強く言われました。
やっちんと二人でお参りしているときは所在無げにしていました。
帰りも温泉で一服もしないで、バスで帰るぞとなりました。
歩くのが嫌いだったんです。

一度、吉野梅郷に梅見に二人で行きました。
このときも、梅郷に着く前に疲れたと言われたときは冗談かと思いました。
実際、疲れて足が痛かったようでした。

ですから山はもちろん、簡単な外出にも強く誘えませんでした。
残念でした。

上の写真は二回目の囲碁合宿に出かけたときのものです。
総勢六人で飽きるほど打とうという企画でした。
三回目は国ちゃんが幹事となりました。
しかし、昨年は合宿なしでした。
もっと催促すればよかった。

ご冥福を祈ります

今日は雨。

昨日は定例の囲碁の集まりがいつもの人形町。
１１時からですが、三々五々集まって二人そろうと対局するという進め方。
私は、国ちゃんとはお昼ごはん前に打ちました。
プロの教室に通っていたのはやめましたが、最近は独習で少し強くなった感があります。
お昼ごはんはクラブの近所で適当に。
昨日は国ちゃんが良かろうとした大衆食堂的なところ。
中落ち定食は私と一緒だった。
戻って、対局再開。
３時半を過ぎた頃でしょうか？
隣で対局していた国ちゃんが、心臓が痛いと言っています。
最初は冗談かと思いました。
Ｋさんが、薬はあるかと聞き、なくても良いからと水を持って来てもらう。
しかし、水も飲みません。
このころには顔色も真っ青になっていた。
意識もないような様子。
椅子から転げ落ちないように皆で体を支えてクラブの人に救急車を依頼します。
息をしていないんじゃないかと、Ａさんが胸を軽く押さえますが効果は見えません。
Ｔさんが脈をとってみますが、感じ取れないと言います。
救助隊到着。
寝かしてＡＥＤをしたのかな。
病院へ搬送。
私は救急車に乗って、皆さんはタクシー。
救急車の中で隊員が人工呼吸を続けていましたが、自発呼吸はないようでした。
病院に着いてから待合室で奥さんに連絡を取り、到着を待ちます。
奥さんは電話でこの病院の医師と会話して、亡くなったと聞かれたようです。
我々は、奥さんからの話で亡くなったことを聞かされました。
そして、奥さんが到着し、警察の事情聴取も受けました。

本当に驚きました。
何と呆気ないことか！
ご冥福を祈ります。