土狸庵ゆめ日記

土タヌキおやじのひとりごと。

美の壺騒動2

2009年03月07日 03時47分54秒 | 日記
3月6日、待ちに待った「美の壺」の放送日。
日中の激しい雨も上がって、薄日が差す願ってもない展開に。

夜8時、主役のS氏を中心に友人たちが集まる。
急に都合が悪くなった友人もいて、結局は6名が集結。
それぞれがおでんや手作りの菓子などを持参して、
テーブルの上は、ちょっとした宴の様相。
しばらくは、よもやま話で盛り上がる。

やがて定刻、おなじみの谷啓氏が登場して番組が始まる。
今回のテーマは「絣」。

藍染から白麻などの、絣模様が美しい反物が紹介され、
糸染めから織りまでの、気の遠くなるような作業には、
先人の知恵と工夫、創造性の豊かさに舌を巻く。

番組も終盤に・・・。
「本当に収録されてるの・・・?」
ちょっと不安がよぎる頃に登場した谷啓氏の手には、
見覚えのあるあの着物が・・・。
小枝さんの、野球模様のねんねこ袢纏だ。
紫地に白い四角が市松模様に並び、その中には、
野球の投手と打者が織り上げられている。

そして、古民家「こころ庵」の天井の梁のシーンから始まり、
色鮮やかな銘仙着物が展示された屋内が映し出される。
部屋の奥には見覚えのある美女が二人、
おなじみのチョビさんと和ん和んさんだ。
さりげなく着物を物色する様子はななかの女優振り。

撮影の時には「顔は出しません」と言われたらしいが、
その美しさはバッチリ映し出されていて思わず歓声が。
画面の隅には、一閑張りの大籠や友人の灯りなども。

やがて、コレクターのS氏が登場。
アップの表情はなかなかの男っぷり。
銘仙着物への深い愛情の一端を渋く語る。

鮮やかな色と柄の銘仙着物のアップで終焉となったが、
その時間、約5分ほどか・・・。
あっという間ではあったが、心もお腹も充分満足。
楽しい「美の壺鑑賞会」となりました。

日を変えて、録画を見ながらの第二回もありそうで、
しばらくは「美の壺」の話題で楽しめそうです。