4月です~ 思い切って講座・セミナー等に参加しよう。
中国問題を読み解く講座は原則、平日の19時からです(新宿)。
(4.5,7月は19:00~、 6/3は土曜開催です)
4月22日(土)久間初代防衛大臣講演とパネルD
16:00~@池袋
4月25日(火)中国問題を読み解く共同講座~他、5・6・7月
19:00~@西新宿
皆さま、 桜の~季節は 新しい知識を得るための始まり~
でもあります。
![](https://i0.wp.com/www.jcfa-tyo.net/wp-content/uploads/2017/03/thumbnail_tablet_business1.jpg?resize=148%2C148)
◆ 場所(4月~7月)工学院大学(中層棟4F)孔子学院
![](https://i2.wp.com/www.jcfa-tyo.net/wp-content/uploads/2017/02/pc471-1.gif?resize=100%2C92)
4月です~ 思い切って講座・セミナー等に参加しよう。
中国問題を読み解く講座は原則、平日の19時からです(新宿)。
(4.5,7月は19:00~、 6/3は土曜開催です)
4月22日(土)久間初代防衛大臣講演とパネルD
16:00~@池袋
4月25日(火)中国問題を読み解く共同講座~他、5・6・7月
19:00~@西新宿
皆さま、 桜の~季節は 新しい知識を得るための始まり~
でもあります。
4月。この街を1年ぶりに~再び訪れた。いったい、この街は
どうなっているのか、といつものことながら地下鉄に乗りながら
考えた。
香港と中国の国境の街の中心地、羅湖から地下鉄と車にのること
約1時間弱。地下鉄の終点から1つ手前の駅で下車。更に、ここ
からタクシーで数分。なんとも不思議な城壁に囲まれたような地
に到着した。時間は夕刻、5時過ぎ。
まるで城壁に囲まれた巨大な謎に満ちた不気味な地区だった。
実はここが、あの有名なスマホ「アップル・i-Phone」を次々
と製造しているシャープを買収した、台湾の鴻海・Phox-conn
の工場だ。城壁の中は巨大な工場・・、巨大と言っても建物
自体が豪華で巨大~ということはなく、ただ敷地が巨大~と
いう意味であり、建物自体は3階建てで、地味で古めかしを感
じる何とも地味な工場だ。しかし、驚くことはその敷地であり、
半径、約1キロ近くある塀に囲まれた、不気味すぎる屋敷のよう
だ。
ちょうど、退社時間ということもあり、門の中からは守衛による
厳重なチェックを受けて、そして、まるで無数の蟻がぞろぞろと
途切れることなく大群の移動を見ているような光景だった。外か
ら見ていると、皆、すっかり重労働で疲れ切っているような表情
にも見えた・・・。
ここで、思い切って出てきた従業員に「突撃インタビュー」を
試みることにした。
しかし、話してみて感じたコト・・、それは「皆明るい顔で、
若い中国人従業員の顔には輝きが感じたことだ。早朝からの
重労働、重圧、単純作業?等で疲れ切っているかな、とも当初
は感じたが、話してみると全く正反対の結果だった~。今回は
3名の若い男性従業員とのインタビューであったが、彼らの話
のなかには「未来と希望」、そしてなによりも常に前に進み、
仕事自体をもっと改善・改革し更に外に向かって業務や生活を
良くしていきたい・・という確信的な意気込みと明るさを感じ
たことだ。まさか、こんなにも生き生きとした明るさを感じさ
せる「青年達、3人組」とは思ってもみなかった。更に彼らは
英語も話せ、「海外」へ向かって仕事を開拓したい・・という
意気込みも感じ取れた。ほんの3,4分位の質問、問いかけの
予定であったが、10分を過ぎてしまった。門を出て、すぐ近く
の交差点の所で呼び止めてしまったが、その場の信号も何度も
青から赤へと繰り返しながら時間だけが過ぎ去ってしまったが、
彼らの話は常にイキイキしていた。
毎日が、ベルトコンベアーに向き合った単調な仕事に明け暮れ、
すっかり疲れ切って退社時間を迎えていたのかな、とも思って
いたが、この若者達は確かに違っていた。やはり、ここは経済
特区であり、台湾資本の巨大企業であった。且つては打工と呼
ばれていた低賃金の労働者集団、というイメージは全くない。
流石にここは、経済特区であり、すぐ目の前には香港があり、
そして船で1時間余りでマカオの入り口でもある珠海もある。
45年以上も前に、この地、深圳に訪れた時は漁村の宝安と
いう小さな村に過ぎなかったが、今や1千万人を超える巨大
過ぎる深圳は確かに変わった。我々が考えている「嘗ての旧い
中国」の面影は全くない。老北京を探しながら散策を重ねた
北京の街並みとは全く異なる、将に異次元の世界、それが深圳
だ。今日は、ここまでにしておこう・・・。(