時には「足りるを知る心」も大切
人は欲しいを手に入れても別のものがまた欲しくなる。
一つの欲望が満たされると更に高いところを目指す。
車も小型車から高級車、アパートからマンションあるいは一軒家、毎月の収入が5万円多ければ、この病気さ
え治れば等のように。
しかし実現したものは既にあるものとして常態化するので次から次へと新たな欲が出てくる。
例えば、生活資金が同じでも「これで十分満足だ」という思いで暮らしている。
一方「こんなに少ないのか」と不満たらたらで暮らしているのとでは心のあり様が天と地ほど違う。
人生を見直したとき、前者と後者ではその充実度も幸福度も違ってくるはずである。
だが適度な欲望を持つことが心豊かに暮らすための秘訣でもあり生きる原動力になることも確かである。
しかし時には「足るを知る心」を持つことも大切な気がする。