薬が病気を誘発する
本当は病気を治すはずの薬が病気を誘発することが実際にあるようです。
私も髄膜炎で入院を繰り返しているときに、これを疑われたりしていましたが、
実際に何か関係があるのかどうかは未だに分かりません。
私が疑われたのはバファリンです
その成分の一つが髄膜炎を引き起こすことがあり、
頭痛時にはバファリンを常用していた私はこれを疑われたのです。
ですが、バファリンにも種類があります。
私が飲んでいたのはバファリンA
影響があるのはバファリン・ルナという市販薬で、
その中のイブプロフェンが髄膜炎を引き起こすことがあります。
ですがそれにも条件があり、
SLEやMCTD患者の中に、イブプロフェンで髄膜炎を引き起こす場合があるようです。
私は自己免疫疾患ですが、そのどちらの病気にも当てはまらないので、
薬の影響は薄いようですね。
イブプロフェンは非ステロイド系消炎鎮痛剤で、市販薬にも幅広く使用され、
炎症部位に対して優れた鎮痛作用を示しますが、
副作用には個人差がある為、一部のSLEやMCTD患者に対して、
副作用に髄膜炎を引き起こすことがあるようです。
これはボルタレンの副作用のページで、こちらが髄膜炎に関する副作用のページす。
ボルタレンサポという坐薬ですが、効果的に熱を下げることが出来るので、広く使用されています。
ですが含まれているイブプロフェンに過剰に反応してしまう場合もあるようです。
これを見るとボルタレンだけでかなり多くの副作用が見られますね。
その中の重大な副作用の中に髄膜炎も含まれています。
それと興味深いのは服薬説明ポイントの中の
過量投与という部分
生存例や死亡例が書かれていますが、
使用法を誤った極端な例がありますが、ビックリです。
80錠や60錠ってなんでしょう?
話が少々逸れましたが、薬に含まれる成分は、
例え一般的に有効とされている場合であっても、
万人に有効というわけではありませんので、
飲み始めは注意が必要です。
市販薬でもこういうことは起こるのです。
効かないだけならいいですが、悪化させる場合もあることを頭の隅に入れておくべきでしょう。
”薬を飲んだから大丈夫”
必ずしもそうではないのですから