青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

方言の微妙な違いが分かんない

2008-11-28 22:53:22 | 日記・エッセイ・コラム

三重県出身の方と話をした時の事

その人は思いっきり関西弁を話す方で、

私はその人に向かって、言いました。

「大阪弁なんですね」

そうしたら、

「えっ?」

みたいな感じで

自分のは三重弁だと言いました。

 

私には関西の人が話をしているのを聞くと、

全部同じに聞こえるんです。

だから、大阪も三重も同じ方言に聞こえます。

 

でもその人が言うには、

関西弁は総称であって、その地方で全く違うと言い張るのですが、

何回聞いても私にはやっぱり同じに聞こえます。

 

私のところでも方言はありますが、

県南、県北、中央、

それぞれなまりに違いがあって、

中央が一番なまりは少なくて、

県南、県北に行くほどなまりは強くなる傾向にあると、

少なくとも私の周りの人はそう思っている人が多いですが、

ある日、

中央と県北と県南の人が自分達のなまりの話をしていて、

どっちがなまっているかというような話をしていて、

その場にいた三重県のその人に聞いたんですよ、

「誰が一番言葉の訛りが酷い?」

そしたらその関西弁の三重県民が言ったことが面白い。

「えっ?なんか違う?みんな同じに聞こえるけど」

それぞれ顔を見合わせましたね。

それどころか、その人が言うには、

県南、県北どころか、他県も含めた周辺一体、

全部同じようになまっているって言われましたよ。

 

その時ハッとしましたね、

私が関西弁がみんな同じに聞こえるのと一緒なんだなーって、

改めて思いました。

 

だからその三重県の人にとっては、

なまり云々より、

なにを言っているのかを聞き取るのに必死で、

訛りとかそういうレベルではなかったらしく、

全くそれ以前の話で、外国語のようなレベルであったと

後から聞きました。

 

面白いですよね、同じ日本語なのに、

意味は分かっても聞き分けが出来ないなんて。

私にとっては相変わらず関西弁は全部一緒ですからねぇ~。

だって違いが分かんねーんだもん。