日本シリーズ真っ最中のプロ野球
私は以前、
このプロ野球のチームに疑問があった。
今だからこそ、
自分が入団したい球団を
選手がある程度の希望は出せるようになっているが、
以前は選手の希望に関係なく、
強制的に球団側から指名され、
選手達はその球団に入るしかなかった。
私はそのシステムがすごく気に入らなかった。
球団くらい好きに決めさせるべきだと思っていたから
でもそれはとても安易な考えだった。
一つの球団への集中化
個人の意見を聞き入れると必ず発生する現象である。
全てが均等になることはありえない。
必ず人気の有無が現れてくる。
これについてはお医者さんも同様
必ず、その時代の売り手市場が存在するし、
リスクが高いと判断される診療科は
自然と医師離れが起こる。
実際ニュースでも取り上げられている事象だ。
それに地域も都市部へ集中化し、
地方離れも進む。
そういう問題が持ち上がると、
果たして個人の希望を受け入れることが
本当に適切だったのか?
そう思ってしまう。
会社員の場合、
採用試験は自分の意思で受け、
会社が採用を決める。
入社後は希望の部署は聞かることはあっても、
必ず希望通りの部署に行けるとは限らない。
どこかに自己意思を、
そしてどこかに制約を
例えば
好きな診療科に進むなら地域は選べない。
好きな地域に行くなら診療科を選べない。
そうやってある程度の制約を設けることもまた、
必要性を感じる。
個人の意見をとるか、
分散化を優先するか、
とても難しい問題である。