私の教室でも取り入れ、そしてこのブログでも紹介した、紐トレを考案された小関勲さんの講習会に参加してきました。



今回は、その講習会に参加して、印象に残ったことや、改めて思ったこと等をお伝えします




現在、バランストレーナーとして活躍されている、小関さんは、ボディバランスボードの販売をキッカケに
オリンピック選手、プロスポーツ選手を中心に、バランストレーニングやカラダの使い方等を指導されてきました。
紐を使ったトレーニングは、そのバランストレーニングの一環として2009年から始められたものです。
小関さんは、スポーツ選手にとっても一般の人にとっても、身体を動かす・使うために必要なのは、
身体自体が持つバランスを整えることであるとされています。
この紐トレは現在、アスリートに対してだけではなく、次のような方々にも広く指導されています。
・普通の生活が可能な人
・運動をする子供
・身体の各部位に衰えが出始めた高齢者
・けがや病気のリハビリが必要な人
・障害を持つ人



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これが小関さんが、トレーニングの時に大切にされていることです。
この状態が、身体の力を一番発揮して、求める動きを効率的に行うことができるとされています。
これらは、身体の持つ力に気づいた私が




*「効果を追い求めないで欲しい、目的は身体のバランスを整えるということ」
最後に小関さんが強調されていた、印象に残った言葉です

効果は、あくまでも副産物であり、その効果自体を追い求めると、様々な身体の歯車が狂い始めると言われています。
その理由を、人の身体はそれぞれ違うからとされています。
確かに、私の教室でも、効果には個人差がありますし、紐があるとかえって動きにくい人もいます。
紐によって効果を得られる人もいるけれど、効果を期待して他の人に、同じように紐を使おうとすると、
その身体のバランスを狂わせてしまいかねないということ、改めて心に留めたいと思います


この講習会に出て、私が、身体について学んでいる方向を確認できたように感じています。

小関さんは、目的にしてはいけないと言われていますが、多くの嬉しい効果(副産物)があります。











