基本的に酒を飲まずに半世紀を過ごしてきた人生だが、寝る前にキャップ一杯舐めるようにしようと考えて買ったポケットサイズのウイスキー。
酒は百薬の長とか。先人の教えを守らなかったから、運に見放された人生なら、よく知ることになったのかな?
左の親指の爪は、少しも元に戻らず変形したまま。50%ほどしか治っていない。完全回復は無理に違いない。もう諦めた。
今日も、かなり際どい外作業を実行した。ずいぶん前から眺めていた高い場所。昨夜ハッと気がついて、4段の折りたたみハシゴのてっぺんに立って、十分作業が出来た。出かける前2時間。戻ってから2時間。慎重に作業をしたので、時間はかかったが、1間半(2.7m)幅の、破れたテントをはがして、木枠に波板を張って、雨よけの下屋を修復出来た。
あれでいい。完璧を目指せば、長いハシゴの上で作業しなきゃいけない。そんな危険に見合う結果は、全く求められていない。費用対効果と同様、危険対効果の問題。
機械科では「効率」という言葉で習った。また、材料力学という必須の講座があった。そこでは、JIS規格が全ての基準だが、基準検査を誤魔化した材料でいくら強度設計をやっても、出来上がった機械に求められる性能は発揮できない。
厳しい時代も悪くないかもしれない。あまりにも、人の心が緩みすぎだから。優しいだけでは民族が生き延びられない。