歯科クリニック

平成3年以来通ってきたクリニックで、ここ数年体験を積んでいた若いM先生が独立開業した。この2、3年、歯の治療は彼に診てもらっていた。何といっても、私が30代、40代と世話になった先生の息子だ。その先生も、開業した時から、私は通っていた。なんといっても、私が土地を売った相手だ。

その先生は、今の息子が学生の頃に死んでしまった。50歳になるかならないかの、若死だった。巡り巡って、その息子が10月に開業したクリニックに通うことになるとは、人生のあやは不思議なものだ。

受付の優しい彼女も、前のクリニックからよく知っていたが、何と、ネームプレートは若先生の名字と同じではないか！「いつ結婚したの？」と聞いたら、9月に籍を入れたのだという。新婚ホヤホヤらしい。

新しい店や、新しい環境に関わるのは、自分がリフレッシュするようで、どことなく新鮮な気分になる。

10キロのチャリランで予約時間ぴったりに出かけ、12時半ごろに7キロほど走って、帰宅。虫歯の治療をしたので、唇がかすかに麻酔で痺れていた。本格的な冬の前に、しばらく通うことになりそうだ。

大きな変化

やはり、トランプ政権のような極端な政策を超大国が実行する政治家が現れる時代背景には、それなりの理由がある。世界の指導者たちは、当然、そのような時代背景を理解しているに違いない。そして、全ては経済であり、金の問題だ。

教義や主義主張の違いが発端ではない。手段ではあっても、根本原因は全て、経済であり、金から出ている。

まあ、我々にはどうすることもできないが、なるべく金に頼らずに生きていく方法を考えるしかない。来年は車を廃車しようか？　ガソリンは使わず、税金も払わず、冬場は厚着、こたつの活用。あれ？　我が家の炬燵は、どうしたっけ？　

確かな、都合のいい記憶

11月5日（月） By Yahoo : [ 10c/20c/20% 62P67K ] 秋晴れ

どうやら快晴になりそうだ。濃厚な朝靄が出ている。仕方がない、自転車で歯医者に行くとしよう。10月1日に開業したばかりの新しい歯科クリニック。部分入れ歯の金属部分の一部が壊れた。それでも、使用はできるのだが、もう一つ作ってもらおう。そして、反対側の歯が一本、硬いものを噛むと痛む。

あとで、予約を入れて、自転車で出かけよう。いつも走る堤防、足羽川にかかる橋から、ちょっと足を伸ばせばいいのだ。目の前に、よく行くホームセンター「みつわ」（田舎老人御用達）がある。

朝、家の外に出て、気がついた。ガレージのシャッターは開けっ放し。2階のドアも開けっ放し。一晩中、放置していたのだ。時々あるが、昨夕は、玄関先まで閉めるつもりで靴を履いたのだが、あ、いや、閉めたのだ、という鮮明な記憶が蘇って、玄関の戸を開けずに、バックした。

どうやら、その鮮明な記憶は、もう一日前の記憶だったに違いない。現に開けっ放しの状態を目にすると、都合のいい記憶の正体を発見する。おいおい、1＋1＝2だぞ！　そうだ、高校の数学の問題集でも買ってくるとしよう。