高齢の従姉妹の旦那の会社を、何とか3月で閉じて(12月の年度末で閉めるように何度も言ったが、認知気味の旦那83歳はいうことを聞かず)、目下閉鎖登記の依頼中だが、コロナ騒動で時間待ち。手続きが前に進まない。
しかし、時間は刻々と経過し、ただでさえ歩行困難だった旦那の社長は、週に3度のデーサービスに出かけながら、最近はおしっこやウンコの粗相をするようになったらしい。それでも、紙パンツをしている本人は、全く自覚がないので、世話する80歳を超えた従姉妹が、半年前の元気がどんどん失われ、家の中のあちこちに杖を置いて、やっと歩いているとか。
寝ているばかりの旦那が食欲旺盛で、たくさん食べる。認知気味の老人には、そんな時期があるのだが、動かずに食べるから、余計に「粗相」をすることになる。しかし、内臓のために「食べるな」、というと反発するし、虐待とも取られかねない。介護は難しい。どんどん食べさせて、1日も早く、あの世に向かう「後押し」しか、解決策はない。
食事の用意と洗濯するだけで、精一杯。大きな古い屋敷を構えているので「去年は、家の周りの庭や畑の草取りは全部1人でやった」のに、今年は何も出来ずに、放置したまま、という。屋敷の中に、別家をたてて50歳を超えた立派な息子夫婦が住んでいるのだが、日常生活は一切、関わろうとも見向きもしない。
それまた、極端な話だが、真実であり、真実は紛れもなく、「我が子」だということ。因果応報ともいう。半年前に私が「懸念」していたことがどんどん現実化する。法人の債務問題ではなく、老化問題だと私は指摘した。高齢の従姉妹は、ついこの間まで、車で動き回れる自分は、いつまでも元気だと思っている風だったが、家の中の掃除さえ出来なくなったし、この上自分が動けなくなったら、どうなることやら、とさかんにボヤく。他人には見えても、本人には見えていなかったらしい。
それって、半年前どころか、5年前、10年前に考えてもバチは当たらない。動けなくなったら、家中灯油でも撒いて、火をつけるしかない。ついでに、息子の家も燃やしてしまえ!
そんな解決方法が頭に浮かぶが、無論、一言だって、言わないが、生きてりゃいいってもんではない。人は適当な時期に死ぬのが一番いいのだ。花瓶の花だって、捨てる時期が来る。何が、長寿国家だ!


