2020年5月14日(木曜日):By Yahoo [ 10c/26c/0% 68K72F ]{ Gut 0515 } 快晴
澄み渡った青空の正体は、大陸性の寒気。放射冷却とはいえ、今朝の冷え込みは、いささかびっくり。まだ、灯油が残っているので、早速石油ストーブをつけている。
そういえば、今日は故母親の誕生日。生きていたら、101歳。昨年、100歳の誕生日を、あと1ヶ月残してこの世を去ったのだが、西暦に直すと、大正8年は1919年。1918年に世界中に大流行したスペイン風邪は3年間続いて、日本では45万人が死亡したというから、その真っ最中に生まれたことになる。
もっとも、記録の残る文明国での集計で、1000万人、とか2000万人とか。記録の残らない未開発国を加えると、1億人は下らないだろうとも推測されている。翻って、100年後の今日、新型コロナの世界的な流行に対する感染者数と死亡者数は、それに比べて遥かに少ないので、「文明の勝利」とも言える。衛生概念の進歩、衛生品の普及、医療技術の進化、医療制度の進歩、情報進化と徹底、あらゆる面で、100年前とは比べるまでもなく、レベルが向上している。
で、昨日の新聞を見て、私は笑ってしまった。なんと「県民の皆様へ」と届いた「マスク購入券」で購入できる福井県の店は、地元上場企業のドラッグストア「ゲンキー」。そこの社長が、互いにマスクをした福井県の杉本知事と並んで写真に収まっている。間に五十枚入りのマスクの箱が積み上げてある。ゲンキーが福井県に25万枚寄付したそうだ。在庫には余裕があるので、県民の皆様は買いに来て欲しいとのこと。
おほほほ!一昨日は、その供給元のフジコンが医療用マスク100万枚を寄付しながら、この5月に1億枚中国の工場から入荷する一般用の不織布マスクを販売するためのキャンペーンを紹介していた。官民一体となって、この新型コロナ騒動で、一儲けを企んだ張本人たちが、在庫処分に躍起になっている姿なのだ。
今に欠損金の負担割合をめぐって喧嘩になるぞ。そのあと、「投げ売り」が始まる。一枚五円でできるマスクを五十円で売りゃ、大儲けの目論見が大外れする。五十枚入りのマスクなんて、500円でお釣りが来ても不思議ではない。
このメロンパン、意外にいける!